10月8日

2006-10-08 06:30:36 | Weblog


   深川めし声の神輿の通りけり   大木あまり
    沙魚焼くや深川晴れて川ばかり 長谷川春草

 昨日は久しぶりの連衆との深川散歩、一昨日の風雨が嘘の
 のような秋晴れでした。
 門前仲町に集合、深川不動へ・・まさに護摩が始まるところ
 本堂には多くの檀徒が座している。若い僧が大太鼓を打ち
 その響きは寺の参道まで響く。
 連衆は参道の出店で作務衣を品定め?ひやかし?
 これも散歩の楽しみなのである。
 深川不動を出て左に5分ほど歩けば富岡八幡、ある意味
 目的の地。神殿では結婚式が行われていた。
 神前で巫女が舞っている。外には七五三の女の子と家族と。
 深川は神仏に心を委ねる人々の暮らし振りが特に凝縮され
 た町だ。
 境内の神輿倉で先のブログでも紹介した大神輿に連衆の
 驚きをみる。さる運輸会社の社長が寄贈したもので鳳凰と
 狛犬の目にダイヤモンドが輝いていて、少々引いてしまう。
 そして神輿倉の隣にある「深川宿」で深川めしをいただく。
 連衆二人は「辰巳」炊き込みと、ぶっかけの浅蜊飯。
 あとは浅蜊のぶっ掛け丼。八丁味噌風の味噌汁のぶっかけで
 味は濃い目。炊き込みより浅蜊が柔らかく風味を楽しむなら
 ぶっかけがお薦め。かなりのボリュームに連衆とも満腹!
 ぶらぶら散歩しながら約20分、深川江戸資料館へ当時の
 家屋や長屋など生活ぶりを原寸大のジオラマがある。
 その時代には勿論生存していないのに何故だか懐かしい。
 

 

コメント (6)
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