10月15日

2006-10-15 08:08:50 | Weblog


    草の実をつけての野良猫横切りぬ    芳子

    海原の茫茫とあり草の花          和子

 先日の現俳のネット吟行句会、選の発表がありました。
 選者の一人、伊藤達夫氏の選に有った佳句です。
 先のブログにも書いたように句会の流れもよくなく、
 参加者の投句の内容にしても我々のとは一味違うもので
 私を含め結果を期待するものでは有りませんでした。
 当日の坪内稔典さんのお話を満足としてしてきた私には
 同行の氏の入選は大きな喜びです。おめでとう!
 
 俳句はこうして作者の関心の薄い部分で一人歩きをする
 わけで、たった一人の他人の心を動かすことが出来れば
 成果だと思います。互選の結果とはまた違う喜びです。

  佳句は必ず誰かの目に留まるものですね。

 *お詫び。芳子さんのお句、もう一方の芳子さんでした。
 よく調べずに掲載し、ご本人に迷惑をおかけしました。
 申し訳ありません。
 
 

コメント (2)
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