しもばしらの花(赤塚植物園)
子供の頃からず~と、土曜日の夜が一番好きです。
今夜(もう日付は変わっている)は流星が見られるとか・・
もう少し起きていよう。
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私が初めて結社に入った頃の青年部の勉強会は
鑑賞が中心で500字詰め原稿用紙10枚が課題でした。
いい句だなぁ~なんて思うもののいざ5000字の鑑賞文など
書けるはずもなく、四苦八苦したうえでも毎回4~5枚が限度
でした。今になってみれば「なぜ鑑賞文」なのかの意味が分かる
ような気がします。
つきつめて鑑賞することに依って、自句への客観の眼力も養われ
また俳句作品の詩情のありかたなども学びます。
5000字を凝縮して17文字に収める。これが勉強会の逆転の
発想で、例えば今。自句に自解文をつけるとしたら、5000字は
大袈裟でもある程度の物語が書けなければ。なかなか読者の心に
伝わらないと思うこの頃です。
よく俳句に「授かる」という言葉を耳にしますが、それは下地が
有ってのこと。昂ぶった感動をどう凝縮して伝えられるか?それが
俳句の楽しみ方ではないでしょうか?