10月22日

2006-10-22 00:34:21 | Weblog


    しもばしらの花(赤塚植物園)

 子供の頃からず~と、土曜日の夜が一番好きです。
 
 今夜(もう日付は変わっている)は流星が見られるとか・・
 もう少し起きていよう。

  ***********************

 私が初めて結社に入った頃の青年部の勉強会は
 鑑賞が中心で500字詰め原稿用紙10枚が課題でした。
 いい句だなぁ~なんて思うもののいざ5000字の鑑賞文など
 書けるはずもなく、四苦八苦したうえでも毎回4~5枚が限度
 でした。今になってみれば「なぜ鑑賞文」なのかの意味が分かる
 ような気がします。
 つきつめて鑑賞することに依って、自句への客観の眼力も養われ
 また俳句作品の詩情のありかたなども学びます。
 5000字を凝縮して17文字に収める。これが勉強会の逆転の
 発想で、例えば今。自句に自解文をつけるとしたら、5000字は
 大袈裟でもある程度の物語が書けなければ。なかなか読者の心に
 伝わらないと思うこの頃です。

 よく俳句に「授かる」という言葉を耳にしますが、それは下地が
 有ってのこと。昂ぶった感動をどう凝縮して伝えられるか?それが
 俳句の楽しみ方ではないでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする