10月9日

2006-10-09 21:49:06 | Weblog


     月島の月の出待ちのもんじゃ焼く  ころころ

 土曜日の句会を終えて連日の仕事日和?道路は空いている
 けれど、やっぱりつらいですわ・・

 俳友の言葉に「嫌いな理由は幾つも挙げられるのに、好きな
 理由はなかなか伝えにくい」なるほどそうかも知れない。
 ころの俳句感が大きく変わった一句が

    満月のどこから見ても真正面   志さんのお句

 今、思い出しても衝撃的でした。俳句の経験者は皆さん
 月を一度は詠んだことがあると思いますが、どうですか?
 人を唸らせる一句は授かりましたか?なぜ難しいのかと
 言えば、満月という季語には地域差もなく。周知であるという事と
 
先の俳人が多く詠み残されていて類想から脱却することが
 難しいからかと思われます。勿論ころころにも月の佳句が
 有りません。掲句のようなお句をつくづく詠みたいと思うこの頃
 です。

 「伝えることの難しさ」
 俳句で伝えることになれた、ころころは説明が苦手。
 説明というのは、言い方一つで威力的になってしまう。
 先生と名がつけば、受け手が一応一歩下がってくれるが
 ただただ俳歴が長いだけでは、知ったかぶりにもなる。
 寡黙がやはり平和なのかもしれない。

   

 
 

 

 

 

コメント
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