( 篠竹 )
朝市におくれ届ける篠子買ふ 福永耕二
すれ違ふ篠の子売女能登訛り 山下しのぶ
篠の子の果して出でし膳の上 細川加賀
・・・・恥ずかしながら・・・困りました・・・
古くからの俳句の仲間とのメールでの句会のお題が「篠の子」
長い間俳句をしてきて、「それ何?」でした。
篠といえば篠笛や篠の弁当篭ぐらいの知識でしかなく・・考えれば篠竹は
竹であるから筍もあるわけで・・・だから季語なんでしょう
そんなんでいい句が詠めるわけないですよ。
お~い誰だい!今月の当番は・・
今日の写真もあるサイトから画像を拝借して、あっこれなら植物園の近くに
藪が在ったと思い出し、先ほど少し体験してきました。・・が・・
藪っ蚊がいそうで中には入れず。
全くこの連衆の俳句の力と豊かな経験と知識にはかないません。
藪っ蚊の羽音が残る耳の裏 なぁ~んて詠むと
そりゃぁ 耳裏に藪蚊の羽音残りけり と言う人が居て・・
だから 藪っ蚊 で 藪蚊 じゃ無いんだなぁ。 この辺が俳句の面白さでしょうね
武蔵野の森なら藪蚊、谷中の林なら藪っ蚊 あぁ面白い。
痒くなってきた。