5月26日

2009-05-26 18:32:42 | Weblog

      ( 篠竹 )

 

朝市におくれ届ける篠子買ふ       福永耕二

 

すれ違ふ篠の子売女能登訛り      山下しのぶ

 

篠の子の果して出でし膳の上       細川加賀

 

・・・・恥ずかしながら・・・困りました・・・
古くからの俳句の仲間とのメールでの句会のお題が「篠の子」
長い間俳句をしてきて、「それ何?」でした。
篠といえば篠笛や篠の弁当篭ぐらいの知識でしかなく・・考えれば篠竹は
竹であるから筍もあるわけで・・・だから季語なんでしょう
そんなんでいい句が詠めるわけないですよ。
お~い誰だい!今月の当番は・・
今日の写真もあるサイトから画像を拝借して、あっこれなら植物園の近くに
藪が在ったと思い出し、先ほど少し体験してきました。・・が・・
藪っ蚊がいそうで中には入れず。
全くこの連衆の俳句の力と豊かな経験と知識にはかないません。

   
       藪っ蚊の羽音が残る耳の裏   なぁ~んて詠むと

 

 そりゃぁ  耳裏に藪蚊の羽音残りけり  と言う人が居て・・
 だから 藪っ蚊 で 藪蚊 じゃ無いんだなぁ。 この辺が俳句の面白さでしょうね
 武蔵野の森なら藪蚊、谷中の林なら藪っ蚊 あぁ面白い。
 痒くなってきた。

 




 


 

コメント
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