1月 7日

2024-01-07 06:39:37 | Weblog
                      人日の節句・人の日・七種・七日正月
    
                    ≪霊辰(れいしん)、元七(がんしち)、人勝節ともいう≫



             人日 <一月七日のこと。五節句のひとつで七草粥をいただく。中国からわたってきた習俗で漢代から
             あったとされる。>




                  



          七草粥に能登塩田の塩ちらす           細見綾子


          寡黙なる二人に戻り七日粥            国枝隆生


          漉舟の底に陽がさす七日かな           栗田せつ子


          人日や喃語増えたる嬰の口            武藤光晴


          七種の二つは庭の片隅に             伊藤旅遊


          湯気吹けば菜の青々と七日粥           吉田明美




                  



          苞とけば七草の菜の青ひらく           能村登四郎


          我庭に春七草の一つ欠く             阿部みどり女


          人日の下着ましろな湖漁師            茨木和生


          うごきそめし影に朝靄七日粥           桂 信子


          人日の粥さみどりに噴きこぼれ          田中俊尾


          七種の過ぎたる加賀に遊びけり          深見けん二




                  



                  
                  



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