1月 23日

2024-01-23 05:54:45 | Weblog
                冬銀河・冬の星・寒星・凍星・星寒し・星冴ゆ・荒星・寒昴




             荒星とは木枯しの吹きすさぶ、荒れた夜の星。《季 冬》
             銀河冬とは冬の夜空にかかる天の川のこと。冴え冴えとした趣がある。秋の天の川と違っていくらか
             明るさが弱い。《季 三冬》
             凍星とは空気が凍りついたように冴え渡る冬の夜空の星。《季 冬》
             寒昴「すばる」はもともと日本語で星が集まってひとつになるという意味でプレアデス星団のこと。
             おうし座の中に位置し、蒼白い星が六つほど固まって見えるので六連星(むつらぼし)とも呼ばれる。

             すべてネットからの書き写しですが季語の本意を理解しつつ掲句を鑑賞すると少し違った趣を感じます





                




          再びは生れ来ぬ世か冬銀河         細見綾子


          師を見舞ひ新宿で見る冬の星        栗田やすし


          大正モガ令和まで生き冬星に        矢野孝子


          凍星や杉の木立の軋む音          関根切子


          カモミール飲みて眠れり冬銀河       太田滋子


          炊出しの列に寒星瞬けり          ころころ





                



          寒星をつなぐ絲見ゆ風の中         福永耕二


          冬銀河夜干の工衣のしたたらす       吉田鴻司


          いくたびも震ふ大地や寒昴         桂 信子


          見舞ふたび母遠くなる冬の星        成田清子


          天上に師も弟子もゐて寒昴         能村登四郎


          凍星へまつしぐらなる大樹あり       奥坂まや




                



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