1月 29日

2024-01-29 06:35:41 | Weblog
                          ものの芽・草の芽・名草の芽




             春に萌えだす全ての草の芽をいう。春の大地の息吹の現れであり、新しい命の芽生えである。
             名のある草の場合は名草の芽といわれる。 < 季=春 >





                




          川べりの芽木にふれゆく男の子          細見綾子


          観音に瀬音高まる芽木の里            栗田やすし


          ものの芽に光の雫とどまれり           国枝洋子


          虎御前の墓を囲めり名草の芽           下里美恵子


          明日葉の若芽つややか流人塚           高橋孝子


          韮の芽の雨に匂へり陶干場            山本光江





                




          海越えて芽ぐむものなき野のひかり        沢木欣一


          にわとりの忍び足なる名草の芽          永沼千代子


          ものの芽のひしとかこみて元興寺         鷲谷七菜子 


          にわとりの忍び足なる名草の芽          永沼千代子


          神々の意のこまごまと名草の芽          藤田湘子


          草の芽にかゞみて母も素足なる          白澤よし子





                




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