数え日
今年もあといく日と、指折り数えるほど暮れが押し詰まること。また、その押し詰まった日。《季 冬》
ころころが彫った「福」今年の年賀状はこれです
数へ日も一日古書店巡りかな 下里美恵子
数へ日や寺に干さるる臼と杵 竹中和子
数へ日や煮物の匂ふ路地の朝 飯田蝶子
数へ日やゼンマイ時計巻直す 藤田岳人
数へ日や参道に延ぶ古物市 坂本操子
数へ日の路地の子猿の宙返り 山口耕太郎
数へ日の小包解かぬ寄贈本 秋元不死男
数へ日を第九の稽古重ねけり 阿波野青畝
数へ日に追はるる如くもの書く身 山口青邨
海を見ることで数へ日使ひきる 渡辺輝子
数へ日や乾ききつたる硯箱 鈴木真砂女
数へ日の紺の山より大鴉 廣瀬直人
毎月28日は「お不動さま」の縁日です。年の最後の縁日を「納めの不動」といい、1年のご利益
お礼と感謝の気持ちを込めて参拝します。お不動様はもちろん不動明王を親しみを込めての称です
俳句的には1月28日の初不動の句が多く残されています
サイトから一部資料・写真お借りしています