12月 10日

2024-12-10 06:26:31 | Weblog

                 霜・初霜・霜の花・はだれ霜・強霜・霜だたみ・霜どけ

 

 

 

                

 

 

 

          日の出待つ霜の藁塚地に充てり       沢木欣一

 

          初霜や紫の玉みやげとし          細見綾子

 

          師は遠し白鳥句碑に霜の花         栗田やすし

 

 

 

                

 

 

 

          職引いてぽつぺん鳴らす霜夜かな      国枝隆生

 

          産声待つ霜夜の廊下行き来して       矢野孝子

 

          薄墨の筆ペン握る霜夜かな         伊藤範子

 

          手で払ふテントの霜や深山晴        中野一灯

 

          終電の窓の灯や霜降る夜          武藤光晴

 

          休み田の霜のまぶしき朝かな        ころころ

 

 

 

                     

 

               霜柱という植物ですシソ科多年草であり、枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる。

               宿根性 花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出す。花序の軸は真上に

               伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつきます

 

 

 

          霜柱俳句は切字響きけり          石田波郷

 

          百花園初霜の門ひらきけり         鈴木真砂女

 

          一霜の降りたる竹の箒かな         長谷川櫂 

 

          初霜や斧を打ちこむ樹の根つこ       秋元不死男

 

          初霜や底より湧いて鯉の色         広瀬直人

 

          切株のはなればなれに霜を待つ       福永 耕二

 

 

 

                     

 

 

                     サイトから一部資料・写真お借りしています  

  

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