マルセル・ダイス・リースリング・2009 2011年04月02日 15時16分06秒 | ●ワイン 1990年代のワインブームのときのワインと 今のワインでは、当店の取り扱い内容ががらっとかわっている。 ワインブームの当時はワインなら(特に赤ワイン)なんでも売れた。。。 お値段も、3.000~5.000円クラスが飛ぶように。。。 産地も、フランスでもドイツでもイタリアでも どこでもよかった。 そんな時代も90年代終盤になると落ち着きをみせて 2000年代初頭jからはほんとうにワインが好きな人たちだけのために インポーターさんもワインを仕入れるようになる。 今から10年ほど前になるけれど 2002年にある雑誌の特集で フランスの白ワインがグラビアページにカラーで紹介された 『アルザス』『マコネ』『コート・デ・ブラン』地方の醸造元が 紹介されたなかの筆頭が『マルセル・ダイス』だった。。。 ぼくと『マルセル・ダイス』のワインとは10年ぐらいのお付き合いになる。 アルザスワインの革命家 『マルセル・ダイス』のリースリング 2009 彼のつくるワインは 10年ほど前に、このワインを知ったときから 一貫して変わっていないことを 2009のニュー・ヴィンテージでも感じる。。。 まるで、詩人としてのダイスの言葉が 浮かんでくるような、そんな、ポテンシャルの高さを このワインは秘めている。 ダイスのつくるアルザスだけが この地方のワインとして単体で飲める唯一のもの。。。 うすっぺらで平坦なスッキリとした 類型化したアルザスではない!! ことを再確認した。