Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ガルフミニのドアミラーの制作

2020-11-19 22:02:13 | mini pickup truck
本日の山陰は晴れでした、多少雲が出たりましましたが・・・
今日は大変「暑かった」ですね〜
手元の温度計では27度くらいだったですね。
11月ですよ!!それも後半ですよ!!
山陰の11月の後半と言いますと・・・早ければミゾレが降って・・・下手したら雪が降ります。
さすがに積雪はしないかもしれませんが、それでもこんな気温になるのは考えられません。
まあCafeの方は窓を開けっ放しで良い換気が出来たんじゃないかと・・・これも立派なコロナ対策です(笑)
額に汗を流しながら厨房係をしました。

さすがに平日なので土曜日や日曜日程では無いですが・・・程々忙しかったですね。

先日のお休みに所用があって隣りの米子市まで行ってきましたが・・・
また修理が入りました(笑)
と言ってもミニカーでは無く鉄道模型なんですね。
お客様はお年寄り(失礼!)なので自分で直せないらしく頼み込まれてしまいました。
1/80のカツミ製のDD51ですね
モーターと足回りを結ぶユニバーサルジョイントに不具合が有りましてジョイントが抜けてしまうらしい・・・
本人曰く欠陥商品だと・・・(笑)
構造を変更しても良いのできちんと走る様にしてほしいというご依頼・・・
ちょっとだけ分解して必要な部品を注文だけしておきましょう。
足回りがカーブで首を振らないといけませんからゴムチューブかスプリングジョイントがベストかな〜?
取り敢えず部品を注文しておきました
但しピッタリサイズが無いのでシャフトの穴等は加工が必要ですね。


ガルフミニのお客様とやっと連絡が取れましてドアミラーで黒いドアミラーの写真を送っていらっしゃいましたので・・・
その雰囲気で作りましょう。
ピラニアモデルのミニのドアミラーの部品を使いましょう
このタイプは比較的新しいミニに付けられていたドアミラーですね。
少し大きめなので外形を削って少し小さめにして見ます。
あまり大きくてもバランスが良く無いので・・・

次はミラーを貼付ける為にリューターを使ってドアミラーの鏡の付く部分を掘り込んでおきます
鏡を付けるのは良いけど厚み分飛び出していると見た目が良く無いですからね〜
一手間かけてみます。

次は鏡をつくります。
いつもの様にステンレス板0.2mmを2枚重ねてハンダ付けしまして周囲を削って形状を合わせます
昨日の丸い物は旋盤でつくれますが・・・四角いのは手で削りましょう。
掘り込んだミラーに当てながら形状を確認しながら削ってゆきます

ここからは同じ工程ですね
真鍮板に瞬間接着剤で仮留めして磨きます
鏡ですからね〜ピカピカにしないとね。

細かなペーパーでハンダを取り除いておきましておもむろに磨きます

ドアミラーですが・・・
ピラニアモデル製のドアミラーですがランナーに付いている部分が差し込みピンになっていますのでそれを使えば一応何とかなります。
ですがピンが太くてボディに大きな穴を開けなければならないのです・・・
見合た目も美しくないのでメタルのピンを切り落としまして0.5mmのキリでピン用の穴を開けます。
角度を良く考えて穴を開けましょう。
ボディの面に対して90度に開けるのが楽ですからね〜
斜めに開けようとしますとキリが滑ったり塗装がチップしたりしますから・・・細かな事ですけどね。

そして取り付け用のピンを接着します
0.5mmの真鍮線で差し込みピンをつくりますと強度も高いし細いので穴の周囲が見えたりする事は無いのです。


本日の最後の仕事としてドアミラーにサフを塗っておきましょう
サフは凹凸が見え易い様にグレーにしておきます。


明日はガルフミニのナンバープレートをつくりましょう〜
この所毎日コロナの感染者数が多くなっていますね〜どこまで行くのか心配になってきます。
医療関係者の方は大変かと思いますが健康に留意して頑張って頂きたいと思います。
私達はこれ以上感染が広がらない様に努力する必要が有りますね。