Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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仮組みの分解と修理を少し

2021-09-14 21:31:30 | Austin Healey 3000

本日の山陰は雨でした。
出勤時にはまだポツポツ落ちる程度でしたが、アトリエに到着する頃にはもう車のワイパーを間欠ワイパーでは前が見えないほど降っていました。

それでも止み間を見計らって種ラッキョウの掘り起こしをしたりバジルをカットしたり・・・いつものイチジクの収穫をしたりと結局午前中は雨が降っても畑の作業を行っていました。

昼食をとってから一休みしまして・・・定休日なので(笑)

本業を開始いたします。

その前に今回も献本をいただきました、コロナ禍ではありますがアトリエの方に置いておりますので自動車好きの方はご自由にお読みください、もちろん貸し出ししますのでCafeの方にお持ちになられてゆっくりと読まれるのも大丈夫ですよ。

でやっと本業開始
今日はオースチンヒーレーの仮組みを分解しましょう
ボディとシャーシはビスを緩めれば分解できますね。

その他の部分はアセトンにつけて瞬間接着剤を溶かして分解します。
一見なんともないように見えますが・・・バラバラになりますとどこの部品だったのか良くわからなくなるのです(笑)

これだけでは時間が余りますよね。
なのでここからは修理を進めます・・・と言っても修理がすぐに出来るものとこれからお客様に説明をしてご理解いただいて修理にかかるものと両方あるんです。

こちらはホイールの塗り替えとボディの部分的は補修塗装をご相談いただきました。

まずは分解します
ドライヤーの風を当てて温めます。

温めますとグルーが溶けて分解が楽になりますよね。

フロントはすぐに分解できましたが・・・
リアはなかなか分解できなくて少し手こずりました。

リアホイールとフロントホイールの車軸等を取り外しましたがリアはシャーシの部分が別部品になっていましてなかなかはずれませんでしたね。分解される方はを気をつけください。
・・・まあそんな方は居ないかな!?

シルバーのホイールのついた車軸を取り付けてみました。
やはりシルバーの方がいいですね。
繊細な感じがいいですね。

フロントのスポイラーの部分を塗り直すご依頼なのですがスポイラーの内側の部品をこんな感じで外しますとマスキングが楽ですね。
この部分の塗装ですが色々なパターンがあるのでしょうか??
ネットで画像を拾ってみますが・・・どれが正解なのか良くわからないですね。
まあ今回はお客様が「これで」とおっしゃっていますので気持ち的には楽ですね。

サイドステップも塗らなければなりませんからマスキングがちょっと複雑になるかもしれません。

グロスブラックを塗りました
傷がつくといけませんので下に布を敷いておきました。

この後ウレタンクリアーを塗ろうと思って主剤を紙コップに入れてさて硬化剤を入れようと蓋を開けたら・・・
固まっていました・・・
そういえば残りが少なくなっていましたからね・・・
残りが少なくなってきますと固まってしまう場合が多いのです・・・
仕事が進まないですね。

次はBBR1/18のF8です。
ミラーが脱落してしまったらしいのです、脱落だけならいいのですが・・・ボディの塗装も持っていかれています。
こんなになってしまうと目の前が真っ暗になってしまったでしょうね。
気持ちはよくわかります。

右のサイドウインドウは補修塗装の時に汚れてしまうと困りますので外しております。

ミラーがついた時にどれくらい塗料のはげた部分が見えるのか・・・確認します。
う〜ん、意外と広範囲に剥げていますね。

本来ですとレザーベースが補修塗装の時に汚れると困りますので台から外して作業をしていますが、裏が紙一枚を貼ったような感じなので綺麗に剥がせないのです。
仕方がないのでマスキングしてこのまま作業を続行します。
最悪の場合はビスの部分だけ裏紙をカットしたりしないといけないかもしれません。

塗装がはげた部分は部分的に凹んでいますのでウレタンサフを筆塗りしておきます。
この場合のサフの役目は凹んだ部分を盛って周囲の塗装面の高さと同じ高さにするのが役目です。

周囲をマスキングして硬化したサフをペーパーで削っています。
余分な部分に傷をつけないようにマスキングをしておくのです。
補修塗装をする前にもう少し周囲にサフを塗って面を綺麗にしておかなければなりませんね。

明日はこの続きから始めますね。
定休日なので少しゆっくりとしたいですね・・・雨があがったらラッキョウを植えなければなりませんしね・・・あ〜やっぱりじっとしていられない性格なんだね(笑)