Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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内装の制作です

2022-03-18 21:29:17 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は朝方から雨が降ってきました。
強く降ってはいないので得意の(!?)ガレージが水没するような危険性はありませんが、気温も低いし外で作業をするような訳にもゆかないので今日は大人しく中で仕事です。
それにしても寒いです・・・ダウンのジャンパーが復活しました(笑)

さて今日はスカイラインですね
やり直したボディの方はボディカラーのホワイトを塗りました。

続いてシャーシの方も塗装に入ります。
まずはセンターコンソールの部分だけセミグロスブラックに塗ります。
この部分はプラスチック製かビニールレザーで覆われていますので艶感はフロアカーペットとは違った感じになります。
センターコンソールの一番前側は木目のデカールが貼られているのですがここは2000GT-Xも1800GLも同じ配置なのでマスキングテープを貼って保護しておきましょう。
ただしデカールの上にマスキングテープを貼って上から塗装をしますのでシンナー分はマスキングテープを通り越してデカールを侵してしまうかもしれません、もしもダメになったらやり直しますので大丈夫です。

続いて金属のネットとフロントシートですね
何をするのかな!?(笑)
金属メッシュはかなり荒めです・・・
と言うのもお客さまからディティールの参考にスカイラインの室内が映った写真を送っていただいておりまして・・・その中にフロントシートの後ろ側にネットを使ったポケットがありました。
多分子供の時にはリアシートに座られることが多かったと思いますのでこのネットのポケットをご覧になっていたのかもしれませんね。

この真鍮の金属ネットですがそのままカットしても使えないのです。
ネットの網目が菱形になるように使いますが編み方が緩い(ネットの目が荒いので)カットしてもすぐに変形してしまいますし端の方から分解してくるんですね〜。

と言うことで一工夫します。
耐熱の板の上に乗せてハンダを流します。
金属メッシュは熱が逃げやすいのでメッシュの部分に詰まってメッシュではなくなってしまうのですが・・・綿棒で擦って溶けたハンダを移動しながら固めますとクロスした部分にだけハンダが流れて固まります。
メッシュの凹凸感は損いません。

シートバックに取り付けました。
上側にはゴム紐が付いていてポケットの中にものを入れても
垂れ下がらないようになっていますのでこの部分には0.3mmの真鍮線を接着しました。
まあ完成後には見えなくなりますが・・・。

ボディカラーを塗ったボディは半日ほどで乾きますので軽くペーパーをかけてからウレタンクリアーを塗っています。

塗料の粘度が少し高かったみたいで微妙にゆず肌になってしまいましたが磨けば大丈夫でしょう。

塗装ついでに
シートも塗りました。
サフを塗ってから・・・
艶具合はちょっと迷いました・・・レザーなら少しツヤがあった方が良いのですがGLのシートはファブリックなのでやはりセミグロスにしておきましょう。
床がフラットなので質感を変えておいた方が良いかな〜と言う判断ですね。
右側のメッシュのポケット部分に何やら白いものが付いていまして・・・この後ピンセットで丁寧の取り除いておきました。

乾燥機で1時間・・・
シートが乾きました。
シートも良い感じですね。
実車の写真ではシートカバーが被せられていますので良くわからないのですが当時のカタログを見ますとシートバックの部分にクロームの細いモールが入っていますのでハンダ線を接着してモールを再現しておきます。
このモールを再現するためにアルミ版を貼って段をつけておいたんですよね(笑)
やっと役に立ちました。

次は室内の組み立てですね・・・3日後をお楽しみに〜!!

ここで訃報が・・・
水曜日に隣のおじさんの畑を起こしましたが・・・おじさんが亡くなられました。
昨日の夕方だったそうです・・・心よりお悔やみ申し上げます。
畑を起こしたのは絶妙のタイミングだったんですね・・・この畑の脇の道路を通ってご自宅にお帰りになったと思うのですが、綺麗になっている畑を見てくださったかな〜。