Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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2台目のF2007制作

2022-07-14 20:56:26 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は朝方から雨が降る天気でした。
明日ブルーベリーの注文が入っているので今日は収穫したいところなんですが・・・
何気なく外を見ますと雨が止んでいました・・・
収穫するなら今しか無いと思い中庭で収穫開始です30分ほどでしたが1.6kgのブルーベリーを収穫してきました。
その後はまた雨が降ってきました。
ちょうど良いタイミングでしたね。

今日もウォーミングアップは修理からです。
早く片付けないと部屋の中が狭くなっていまして・・・(笑)
はずはこちらの患者さんから・・・
先日フロントウインドウを脱着したので今日はワイパーを元通りに取り付けですね。

ついでにクリアーのカバーも少し傷があったのでコンパウンドを使って磨きました。
やはり透明なカバーが綺麗だとモデルカーも引き立ちますね。

次はこちらです
珍しい事にデイトナです。
デイトナは今まで修理にあまり入ってこない車種でして多分2回目くらいでは無いかと思います。
ウインドウの周囲を確認しますが・・・浮きや剥がれはありません。
さてどこでしょう?
と思ったら運転席のワイパーのアームが浮いていました。
ただいつもの様にウインドウが外れてアームが持ち上げられると言う事ではなくワイパーの取り付け時にワイパーアームの角度とかを調整するのですがきちんと合っていなかったらしく跳ね上げるような応力が残っていたようです。
新しい時には接着剤の力でついているのですがたまたまアーム側が弱かったんでしょう。

それともう一点・・・クリアーのカバーの中でホイールのセンターロックが遊んでいました。
多分輸送中に外れた可能性があります。
ご依頼のお客様はミニカーの事がよくわかっていらっしゃるので外れたままで送られることはまず無いと思うのです。恐らくティッシュか何かに包んでジップの袋に入れてお送りになられるはずです。
このセンターロックですが金属の挽物でかなり重いので振動に耐えかねたんでは無いかと思います。
他の3箇所も確認してみましたら全部接着が緩んでいました。
中には接着剤が皮一枚でついているものもありましたので全部やり直しておく事にしました。

中にはスピナーと挽物パーツがバラバラになってしまうものもありまして・・・外したらこんな状態なんです。

ケースの中で外れていたスピナーですが・・・幸いなことにボディやケースへのダメージはなかったので
取り付けようと思ったらスピナーの中央の丸いエッチングが付いてないのです。
ケースの中も全部調べましたがどこにもないのです。
在庫のジャンクを探しましたが流石にデイトナのジャンクはありませんでした。
似たものと言いますと365Bのセンターロックが同じものだったのを思い出して・・・365を探しましたがこの部品が付いてないのです。
仕方がないので旋盤で挽いて部品を作りました。

厚みは0.25mmです・・・エッチングは0.2mmなのでまだ0.05mmほど厚いのですが・・・流石に0.2mmで試作してみましたが使えませんでした。

これが元々ついているセンターロックのセンターの丸い部品です。

で・・・作ったセンターの丸い部品を取り付けますと・・・いかがでしょう?
まあ無いよりは良いじゃないかな?

他にも少し気になる事があります・・・
このホイールだけ何かシルバーの塗装の表面がブツブツしているような気がします。
他のはここまでではないのですが・・・塗装が浮いているのかもしれないですね。
分解、再塗装となりますと少々お値段が上がります。
様子を見られてご判断という事にした方が良さそうですね。

ワイパーを付け直してホイールのセンターロックも取り付けまして・・・一応見れるようになりました。

さて次はF40です

フロントのウインドウは大丈夫でしたが左サイドウインドウの下側は外れています。

そしていつものリアウインドウです・・・まあここは仕方がないかもしれませね。
多分何度修理しても完璧にはならないでしょう。
リアのメッシュも右側の部分が少し下がっていますのでこの後修正しておきましょう。

このF40の場合リアウインドウはエッチングが外れていました。
多分接着剤が弱ってしまったのでしょう。
ちょうどいいのでウインドウだけでボディに当ててみますと・・・ウインドウのはまる凹みに入らないのです。
多分ボディが縮んでしまったんでしょうね。

一度接着したのですがウインドウの厚みの部分が見えてしまって見苦しいのです。
おそらくボディが収縮して凹みの部分にウインドウが収まらないのですね。
なのでウインドウのモールとボディの間に透明なウインドウが見えてしまうのでしょう。

このままでは格好が良くないのでウインドウを少しカットしました。
ほんの少しですよ・・・。
上側と上側に近い両サイド部分です。
形状を合わせるために周囲を削って整形しています。

厚みの部分をボディの凹みに落とし込んで接着します。

これでなんとか修理完了ですね。
今日はお客様に連絡をとってみます。

最近島根県はコロナウイルスの患者さんが1000人以上になっておりましてCafeの方はいつ暇になるんだろうと思っています・・・が、今日もそこそこ忙しく毎日1000人以上コロナウイルスに感染している方が出ているとは思えません。
もうみなさん慣れっこになっちゃったんですかね〜??

まあ一応感染予防は対策していますがどうなのでしょう?
一生懸命対策してもダメなこともありますし・・・しかも新しい変異種も出ているみたいですし何時になったらこのトンネルから出られるにでしょう?

さて午後からは本業です
今日は昨日に続きF2007です

リアウイングを削って組み立てておきます。
昨日と同じ工程なので繰り返しの説明はしませんよ(笑)

そして取り付けました。

2台目のバージボードを取り付けました。
同じような部分はカットしてお伝えしていますからご了承ください。

続いてフロントウイングですね。
このキットはフルディティールでして予備のフロントノーズとフロントウイングが2個ずつ付いていまして全部で6個分の部品が付属しています。
ボディはプロポーションですがディスプレイ用として1台に2個ずつディスプレイ用を作っておきましょう。
せっかくなんでね・・・

ウイングの本体は2枚重なっていますからこれもまた間の筋彫りを深く掘っておきましょう。
しかもキットの造られた年代で余剰なランナーの部分もつけ方が違っています。

ウイングとフラップの間は掘り込みを入れました。
そしてバリも削って・・・真鍮のワイヤーブラシで磨きました。

まだ翼端板を削って仕上げることも必要ですね・・・
と言うことは・・・明日も続いてF2007ですね。