Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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内装の制作

2016-03-09 21:45:25 | Mazda Carol360DX
今日は定休日でしたがいつもよりも少し遅めの出勤でした。
まあお休みの日なので少し位は許されるか・・・(笑)
実は最近ダイエットをやっていまして3週間で2.6kg減と言う所です。
本当は標準体重まで落としたいのですが取り敢えず後4.5kg程ですね~。
朝から夜までず~っと家内と仕事が同じ場所なので見張られています・・・この環境なら目標達成は簡単かも・・・。

先日FBでブガッティT41のシャーシモデルが存在する事を教えてもらったのでちょっと挑戦してみました。
製造元のCCCのホームページから問い合わせてみました、フランス語はわからないから日本語を翻訳サイトで変換しまして自分なりに多分良いだろうと確認して問い合わせてみました。
まあこの歳になりますと間違っていてもそう恥ずかしく無い・・・やらないよりやった方が良いだろうというノリですね。
返事は来ました!
今は在庫が無いけど準備はできる様な意味の返事が来たんですね、そして最後に「君はプロか?」って
そう改めて聞かれると??上手か下手かの違いは有るかもしれないけどプロの定義は一応クリアーしている様な気がするので・・・
取り敢えず東京のメイクアップの仕事をしている事、私のブログ、ついでにYouTubeのナンカゲツマチのアドレスを貼って返信しておきました(笑)
凶と出るのか吉と出るのかはわからないけど何とか雰囲気はつかんでくれると良いな・・・(笑)
一見無謀な事の様に見えるけど今まで出来なかった事に挑戦してみるのも良いんじゃないかな~!
巧くいかない事でも自分で変えてゆく事が出来なかったら自営業では生きてゆけない様な気がする・・・少なくともチャレンジをする事は大切かな~!?

まあいいや。
外は冷たい雨が降っています、少しは暖かいアトリエで今日も仕事をしましょう。
昨日だったか、取付けたセンターピラーの内側の灰皿ですが、シンナーに浸けています。
でもこれはエナメルシンナーなんですよ、接着剤のクリアーボンドを溶かす為なんですね。

何故か・・・書き難いけどドアの内装を塗り替えてくれと言う希望が入って来たんですよ。
ドアの内装の下側の部分はもっと白いらしいのです。
ドアの内装は昨日ボディに取付けてしまったから・・・しかもエポキシで。
薄い内装が奇麗に外れる訳も無く・・・割れてしまったから予備にキャストしてあった内装を使って塗り直しです。

レギュレターハンドルなどは割れた内装から救出しておきましたが取付け部分に付けていた金属リングはグレーに塗った物も金属のままの物も接着剤が付いていますから全部やり直しです。

途中飛びますが
ボディカラーを塗ってクリアーを塗ってボディカラーの部分をマスキングして上側の濃い緑を塗りますが下側のカラーがもっと白くなるので上側もバランスを取って薄くしなければなりません・・・下の画像は内装の下側の今回問題になった部分(つまり最後の塗装)を塗っている所です。
さすがにウレタン塗料ですね、作業が早い!!

あっと言う間にここまで戻りました。
一度作っているので作業自体は早いのです、最初に作る時は考えながらなので時間がそれなりにかかってしまいます。

ほい!
あっという間に元通りですね。
本当は結構時間がかかっているんだけど(笑)

それでも乾燥待ちに時間が空いたのでテールパイプを作っておきます
ちょっと複雑な曲げになりますからここはアルミパイプ、この頃の360ccのテールパイプはかなり細いのです。
外径が1.0mm内径が0.6mmの物をチョイスしました。
肝心なのは曲げと向きです
キャロルは斜め下向きで出口は斜めカットです・・・これが雰囲気ですよ。

ボディの所定の位置に接着しましたよ、斜め下向きで斜めカット・・・ウ~ンそれらしいじゃないですかね~。

塗り直した内装も取り付けました
この状態で見ますとドア内装の下側の色はボディカラーよりも白い感じですね。
これでも少しグリーンとグレーそしてイエローが混ぜてあります。

そしてリアウインドウのレースのカーテンのご注文ですね・・・
これがまた困るんですよね。
金属で作るならこんな感じでしょうか?
ヨレヨレにした真鍮メッシュですね、しかし余り目の細かな物を使いますと透けて見えないのですよ。
ある程度荒い物を使わないと白く塗装をしますとその反射で余計に透けて見えないのです。

切ってリアウインドウの内側に取り付けてみますとこんな感じ・・・
塗っていないと何か漁網がぶら下がっている様にも見えますが・・・(笑)

カーテンを白く塗っているうちに0.8mmのハンダ線に0.1mmのハンダ線を巻いてゆきます。
このキャロルのデフロスターの熱気を運ぶ為のパイプにシンクの排水パイプを使ってある様なので0.1mmの線は少し間隔を空けて巻いています。
純正の物ならもう少し詰めて巻くのですけどね。

白く塗ったカーテンをボディに取り付けてみましたよ、レースのカーテンに見えるでしょうか?
少し目が粗いのですが前記の理由で余り細かな目の物を使えないんですよね。

デフロスターのパイプをとり付けてみました。
ダッシュボードのこの部分に取り付けてあります。

助手席の足元にはヒーターのボックスが付いていますがこれは余り見えないのでちょっと省略です、無しという訳にもゆきませんからね。

今度はダッシュボードの上のナビを作ります。
まずは画面のディスプレイの部分を塗ります、少し濃いグレーに塗りました。

そして画面の部分をマスキングしておきましてフラットブラックで塗ってマスキングを剥がしますとディスプレイになります。
どうもディスプレイの角の部分はシルバーの様ですので目の細かなペーパーで角を落としてアルミの地を出しておきます。
塗るよりもシャープで簡単ですね。

次はラジオのスピーカーですね。
アルミ板を3.5mm角で切り出しまして表面にラジエターのエッチングを貼ります。

ナビを取り付けてみました
0.1mmのハンダ線をブラックで塗った物を配線に見立てて取り付けてあります。
形状の問題で机の上においておくのはバランスが悪いので洗濯バサミでつまんであります(笑)

ダッシュボードをボディに取り付けてからウインドウ越しに実てみました・・・如何でしょう??

次はエンジンキーですね御客様はエンジンキーのキーホルダーとして何やら丸いプラスティック製の物を付けていらっしゃいます。形だけは真似て丸いキーホルダーを付けておきました。

先程のスピーカーは全体をグレーで塗りましてマスキングテープに2.0mmの穴をあけた物をスピーカーの面に貼ります。
そしてフラットブラックを遠目からエアブラシで吹きますとこんな感じに黒くなります。
実車のスピーカーでは中央の部分に丸くスリットが開けてありましてその部分から音がでているのです
総体的にこの丸くスリットが設けられている部分が黒く丸く見えるのです。

スピーカーは助手席のフロントホイールハウスの部分に付けられていますので大体この辺りかな・・・


今日の制作は少し塗り替えの分少しバックしましたが午後からはけっこう進める事が出来たので良かったですね。
終り良ければ全て良しの言葉も有りますからね(笑)


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2 コメント

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糸ハンダ (kamasa)
2016-03-10 12:50:49
0.1mmまであるんですね。
知らなかった。
色々探してみます。
自分もエアダクトのホースを作るのに色々考えていました。これも一つの方法ですね。
ありがとうございました。
返信する
いろいろな素材を使います (渡部 洋士)
2016-03-10 13:10:36
今回はたまたま余っていたハンダ線を使いましたが、探される場合は鉛線で探されると良いと思います。
昔はハンダ線が有ったのですが今は鉛線の方が探しやすいと思いますよ。
本来は魚釣り用のフライを作る時に重りとして使う様です。
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