Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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一つの部品に思いがけなく時間がかかる事も有ります

2012-07-24 19:23:54 | Bluebird 1933
本日の山陰は朝から抜ける様な青空で「夏が来た~」と叫びたい位天気が良いのです。
ただこの1週間くらいは雨が見込めないので畑の水やりが必要ですね。
余り沢山撒く訳にもいきませんから毎日少しずつ土を乾かさないくらいにしようと思っています・・・その他の畑仕事はダイアリーで今夜のうちに更新するつもりです。

さて制作は・・・ブルーバードの方なのですが、エンジンは何とかなりましたがドライブトレーンはほとんど全て自作になりますのでまだまだ時間がかかります。
本日の以後紹介は意外と・・・と言うかかなり時間がかかってしまったという例をご紹介致しましょう。
ドライブトレーンを決めなければエンジンの坐る位置が決まらないのでまずはデフを作ってゆきます。
最初は簡単に考えていました。
旋盤を使ってちょいちょいと作ってしまえば良いかな~と思っていました、しかし考えてみれば大パワーの航空用エンジンを使って300km/h以上の世界に挑戦する訳ですからデフもミッションもかなりゴツい物に違い有りません。
洋書の写真には幸いながら(!?)詳細な部分がわかる物は少なかったのですが、透し図にはボルトがいっぱい埋め込んである・・・しかもけっこう大きなボルトが・・・デフやミッションの姿が描かれています。
やはりこんなにゴツい物じゃないと保たないよな~と言うのが私の感想。

で真鍮の丸棒から削りだす事に致しました。
さすがに同じ物をご注文頂く事は無いと思いますし1品制作が私の特徴ですのでレジンに置き換える事はせず真鍮のままの物を使いましょう。
画像はデフのサイドの蓋の部分を止めているボルトの刺さる穴を掘った所です。
デフの直径はキットの物から採寸した6mmを基準に作っています穴は0.5mmで片面に16個付いています。
手作業では出来ませんので割り出し円テーブルを使って穴を開けております。


反対側も同じ様に加工する為に旋盤で削ってから切っております。
回っているのでピントが合っていませんね。

実はこの作業この1週間以内に2度目(いや3度か4度か・・・)になります。
と言うのも割り出し円テーブルの作業はクランクハンドルを回してずらす穴数を勘定しながらハンドルを固定するのですが途中で話しかけられるとわからなくなってしまいます。
あと1個か2個になると必ず妻が来て話しかけて来ます・・・もう数がわからなくなるんですね~。
何度揉めた事か~~~!
本日は平日なのでお客様も少なく妻も明日の準備が忙しくて(ケーキの大量注文が入っていましたから・・・)来ないだろうという事で何度目かわからないデフの制作を再開しました(笑)
本来なら明日の定休日がチャンスなんですが何だか1日得をした気分です。
ところが作ってみるとけっこう時間がかかってしまいましてすぐに一日が過ぎてしまいます。


こちらは割り出し円テーブルで穴を開けている所です。
使用しているキリは0.5mmで必要な穴の深さだけチャックから出して穴を開けておりますので、穴の深さが奇麗に揃います。


あと1個・・・こんな時に失敗をしやすいですね。
気をつけなければ・・・。




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