外来語の言い換えや流行語大賞など、言葉の問題には興味があってここでも取り上げてきましたが、まずはこのタイトルからして相当アヤシイ。「日本語力」などという日本語が本当にあるのか。まあ、Googleで検索すれば相当数のページがヒットするし(この表現も何かヘン)、書籍のタイトルなどにも使われているようですが、違和感のある言葉の一つです。(それなら使うなよ)
食育なんてのも造語ですが気持ち悪いですね。
最近の日本語ブームで音読や敬語、漢字、語源などについての興味が高まっていますが、自分の日本語に自信がないという御仁(オジンではなくゴジン)も多いはず。国語世論調査:慣用句は20代以下の方が正しく使う!?などと報道されてしまいましたが、文化庁のページにより詳しい概要が掲載されています。(ついでに昨年の結果も)
平成16年度「国語に関する世論調査」の結果について
平成15年度「国語に関する世論調査」の結果について
私も本や新聞は読んでる方だし、ブログなども書き殴ってはいますが、語彙は不足しているし文章は美しくない。はっきり言って、全然自信がない。。「やばい」かも
間違えやすい日本語(がんばれ凡人)
語源由来辞典
こういうページは大変参考になります。
というわけで、若者言葉の批判などしている場合ではないのだ。
これでいいのだ。(よくないって)
国語世論調査:慣用句は20代以下の方が正しく使う!?
慣用句の「青田買い」や「汚名返上」を使う際、本来の言い方ではない「青田刈り」「汚名挽回(ばんかい)」を選ぶ人の方が多く、全体の4割近くに上っていることが、文化庁が12日に発表した「国語に関する世論調査」(04年度)で分かった。「やばい」「微妙」という言葉が会話の中で、若者を中心に新たな意味で使われている実態も数字で裏付けられた。
調査は今年1~2月、全国の16歳以上の男女3000人を対象に無作為に実施し、72.6%に当たる2179人から回答を得た。
慣用句の言い方では、会社が学生を早めに採用する際の言い方について、本来の「青田買い」を5.1ポイント上回る34.2%が「青田刈り」を選んだ。失敗を巻き返す「汚名返上」も「汚名挽回」を選んだ人が44.1%。いずれも20代以下の方が本来の言い方を選んだ割合が高く、年代が上がるほど逆の結果に。「青田刈り」は50代~60歳以上で11~15ポイント高く、「汚名挽回」では40代~60歳以上で10~16ポイント高かった。
言葉の意味を問う設問でも「他山の石」「枯れ木も山のにぎわい」で、本来の意味を選ぶ人は3割程度にとどまった。
最近の会話をめぐっては、「わたし的」を使う割合は5年前より7.1ポイント増の15.6%。「よかったかな、みたいな」と相手の反応を見るような言い方も2ポイント増え、15%に上った。初めて調査した「やばい」は「とてもすばらしい」という意味で使う人が18.2%。本来は、言い表せないような細かい複雑な様子を示す「微妙」を、いいか悪いかの判断がつかないときに使う割合は57.8%で、10代では男女を問わず95%を超えた。不快感などを示す際に「うざい」を使う人は17%だった。
初めて調査した表記に関する意識では(1)ハガキや手紙のあて名(2)年賀状のあて名(3)ハガキや手紙の本文(4)報告書やリポートの文章--のケースで手書きの有無を尋ねたところ、四つの場合とも「手書き派」が上回り、中でも、(1)と(3)では約4分の3以上の人が手書きをすると答えた。
食育なんてのも造語ですが気持ち悪いですね。
最近の日本語ブームで音読や敬語、漢字、語源などについての興味が高まっていますが、自分の日本語に自信がないという御仁(オジンではなくゴジン)も多いはず。国語世論調査:慣用句は20代以下の方が正しく使う!?などと報道されてしまいましたが、文化庁のページにより詳しい概要が掲載されています。(ついでに昨年の結果も)
平成16年度「国語に関する世論調査」の結果について
平成15年度「国語に関する世論調査」の結果について
私も本や新聞は読んでる方だし、ブログなども書き殴ってはいますが、語彙は不足しているし文章は美しくない。はっきり言って、全然自信がない。。「やばい」かも
間違えやすい日本語(がんばれ凡人)
語源由来辞典
こういうページは大変参考になります。
というわけで、若者言葉の批判などしている場合ではないのだ。
これでいいのだ。(よくないって)
国語世論調査:慣用句は20代以下の方が正しく使う!?
慣用句の「青田買い」や「汚名返上」を使う際、本来の言い方ではない「青田刈り」「汚名挽回(ばんかい)」を選ぶ人の方が多く、全体の4割近くに上っていることが、文化庁が12日に発表した「国語に関する世論調査」(04年度)で分かった。「やばい」「微妙」という言葉が会話の中で、若者を中心に新たな意味で使われている実態も数字で裏付けられた。
調査は今年1~2月、全国の16歳以上の男女3000人を対象に無作為に実施し、72.6%に当たる2179人から回答を得た。
慣用句の言い方では、会社が学生を早めに採用する際の言い方について、本来の「青田買い」を5.1ポイント上回る34.2%が「青田刈り」を選んだ。失敗を巻き返す「汚名返上」も「汚名挽回」を選んだ人が44.1%。いずれも20代以下の方が本来の言い方を選んだ割合が高く、年代が上がるほど逆の結果に。「青田刈り」は50代~60歳以上で11~15ポイント高く、「汚名挽回」では40代~60歳以上で10~16ポイント高かった。
言葉の意味を問う設問でも「他山の石」「枯れ木も山のにぎわい」で、本来の意味を選ぶ人は3割程度にとどまった。
最近の会話をめぐっては、「わたし的」を使う割合は5年前より7.1ポイント増の15.6%。「よかったかな、みたいな」と相手の反応を見るような言い方も2ポイント増え、15%に上った。初めて調査した「やばい」は「とてもすばらしい」という意味で使う人が18.2%。本来は、言い表せないような細かい複雑な様子を示す「微妙」を、いいか悪いかの判断がつかないときに使う割合は57.8%で、10代では男女を問わず95%を超えた。不快感などを示す際に「うざい」を使う人は17%だった。
初めて調査した表記に関する意識では(1)ハガキや手紙のあて名(2)年賀状のあて名(3)ハガキや手紙の本文(4)報告書やリポートの文章--のケースで手書きの有無を尋ねたところ、四つの場合とも「手書き派」が上回り、中でも、(1)と(3)では約4分の3以上の人が手書きをすると答えた。