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タバコフリー世代は着実に育っている(1) 2つの小学校6年生の喫煙防止教室感想文から

2014年12月17日 | 禁煙・防煙
「喫煙防止教室でのお話を聞いて」 K小学校6年生 (抜粋)

(※印については、この後のentryでお答えする予定です)

タバコはニコチン依存症という病気になるということがすごく驚きました。

このことを家の人に言ったら「人にもめいわくがかかるから絶対にタバコを吸うなよ」と言われました。

ぼくは、おとなになったらタバコをすうつもりでした。けれど(中略)タバコは人にがいをおよぼすものだとしったから大人になってもすわないことにしました。

前まではタバコはきまりできまっているからすってはいけないと思っていたけど、今回のでどうしてかわかりました。

もし喫煙防止教室をやらなかったら大人になったらタバコを吸っていたかもしれません。

私は、大人になっても、健康で長生きしたいし、今も、学力をあげたいので、体に害をあたえるタバコは、絶対に吸いません。

タバコのケースなどに呼びかける言葉などを実際にかいたりしているということを知らなかったのでおどろきました。

家族に言ってみたら、本数を減らすということを言ってくれたのでうれしかったです。 ※

タバコには、わたしたちにとって何も良いことがないということも分かりました。このような、たくさん学んだことを、大人になってもわすれないで、タバコを吸わないようにしたいです。

家の人にも話すと、家の人も「知らなかった!」とおどろいてわたしの話を聞いてくれました。

このタバコのウソもほかのことにもつながっていると思うので気をつけたいと思います。

家族でお父さんがタバコを吸っているので、その話をしたら、「そろそろ禁煙しようかな」といってくれて、とてもうれしかったです。

私はタバコを吸っている人を見ても何とも思わなかったけど、喫煙防止教室をして、タバコを吸っている人におしえてあげたくなりました。

私はタバコの値段を高くすればやめる人が増えるのではないかと思います。

これからは、いろんな人たちに、タバコにはものすごい毒があることを広めていきたいです。

兄弟も「タバコはすわないようにしよう」と言ってました。お母さんにもはなして、「タバコはすう量を減らそうかな」と言ってました。 ※

大人になってからも絶対タバコを吸わないと決めました。誰かにさそわれても、絶対ことわります。

家族ではなし合ってみて、家族の人も資料やはなした中から、はじめて知ったのが多かったといってたし、タバコを吸わないようにするともいっていたので、はなして良かったです。

印象に残ったのは、海外のタバコの害を表すビデオです。タバコがどれだけきけんなのかよくわかりました。

家族で話したとき、みんなタバコには反対でした。わたしもそうです。お母さんは、今禁煙中で、これからもつづけてほしいです。

家で勉強したことを話したら、みんなすごくびっくりして、「タバコは絶対やらない」と言ってくれたのでよかったです。いつか日本もタバコを高くする、または、販売中止すればいいと思います。

家族に肺の写真を見せたら、お父さんがタバコをやめると言ってくれました。そして、家族全員で話し合ってタバコは絶対に吸わないと約束しました。

わたしのお父さんはタバコを吸っているので、帰ってからお父さんにくわしく話しました。すると「わかった、やめるようにがんばるよ」といってくれました。

(その2 S小学校編に続く)

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