熊本熊的日常

日常生活についての雑記

五日目

2011年01月22日 | Weblog
今日は5点を販売。友人知人の来訪は4名。週末でも平日でも来場者あるいはカフェのほうの来店者は顕著には差異がない。これは予想と違ったことだ。おそらく、住宅街に位置していて、通りすがりに立ち寄るタイプの店ではないので、そもそもこの店を目的にした人しかやって来ないということなのだろう。これは私にとっては有り難いことであり、嬉しい誤算である。銭儲けで自分の作ったものを販売しているつもりはなく、会場に掲げた挨拶文に書いた意図の下に今回の個展を企画したので、どのような人が自分の作品を購入したのかという視認性の高さは重要だ。器を通して作り手と使い手が互いに相手を感じることのできる世界を創りたいと考えているので、今回の会場は立地も規模も、何よりもこの店の常連客やスタッフの人々というこの場所を巡る人の縁が私にとってはほぼ理想形であると言える。今、この瞬間、ここでこういうことができることを心底幸運なことだと思っている。