亀の歩みが如く、P-40の製作がゆっくりと進んでいます。
パーツの切り離しと粗方のバリ取りが終わり、全てのパーツの洗浄が終わったところです。
向かって左がハセガワのN型、右がオオタキのE型です。 どちらも1/48ですが、オオタキの方は72かと思うくらいのパーツ数の少なさです。
主要部品の仮組みもしてみましたが、パーツの合いについてはハセガワはほぼ完璧です。心配していた胴体後部の分割部分も全く問題ありませんし、機首周りの細かいパーツ割りも問題なさそうです。 一方のオオタキの方は、主翼上面のフィレット部分の胴体との間に大きな隙間ができます。 段差ではなくて隙間なので性質は良いですがパテ埋めは必須となりそうです。
ここで、ちょっといいことに気がつきました。
ハセガワのキットはE型とのコンパチを想定して計器盤や照準機などE型のパーツがいくつか入っています。 これらのパーツはハセのキットでは使いませんが、当然オオタキ(E型)のパーツよりも遥かに出来が良い!
・・・ということで、ハセのE型用パーツをオオタキに流用することにします。
ハセの方でひとつ問題が・・・・。
N型のエキパイはE型の単純な丸パイプではなく、三日月断面のフィッシュテール型ですが、先端に穴もモールドも何もありません! 48でエキパイがただの「棒」じゃあまりにもみっともないでしょう・・・ということで、ピンバイスとリューター、デザインナイフで三日月型の穴あけに挑戦しましたが、私の腕と老眼ではなかなか満足のいく仕上がりにはなりません。 写真の状態が精一杯です。
仕方なく、ネットショップのカレッジアイさんにレジンパーツを注文しましたが、取り寄せに2ケ月掛かるということで、ハセの方は少なくとも2ケ月間は完成しないことが確定してしまいました。
これから塗装前に組み立てる部分の組立てと、サフ吹きに入ります。