5キットのつもりが、ニューポールが落伍して、現在4キット同時進行中です。
先ずは前回のおさらいから。
C-47の前回の状態
スピットファイアの前回の状態
ハリケーンの前回の状態
トヨタ2000GTの前回の状態
・・・ということで、パーツの整形と塗装がほぼ終わった状態でした。
ここから内臓物の組み立てに掛かります。
では、C-47からです。
計器盤はエッチングパーツですが、塗装をしていないやつなので自分で塗装して、ドライブラシでメリハリを付けます。
シートベルトも同じく塗装無しのエッチングパーツに色を付けました。
全体として大体こんな感じです。 コックピットは凄く狭いです。
コックピットとキャビンの間は通信室か貨物室なんでしょうが、よく判りません。空っぽです。
次にエンジンですが、素晴らしい出来のクイックブーストのレジンパーツです。 クレオスのアイアンで全体を塗装した後、シルバーでドライブラシし、0.3mmの洋白線でプッシュロッドを付けていきます。 1/48だと左程苦にならない作業ですが、72となるとやはりキツイです。エンジン2機分で4時間掛かりです。 こうコリゴリ・・・72のエンジンはこれからは素組みにします。
写真を撮り忘れてしまいましたが、エンジンにプラグコードを仕込んで完成させてからナセルに組み込みました。 残念ながらあまりよく見えません。 正に自己満足です。
全景です。 ようやく士の字になりました。
パーツの合いは概ね良好ですが、主翼と胴体の合いがちょっと悪いです。 主翼上面と胴体側のフィレットの間に1mm位の段差ができます。(胴体側が高い) 逆に下面は主翼側が0.5mm位高い状態です。
・・・で、主翼と胴体を少しづつ削って、完成後に目立つ上面を合わせました。 その代わり下面に最初とは逆の0.5mmくらいの段差ができましたが、あまり目立たないので我慢することにします。
次がスピットファイアです。 先ずはコックピットからです。
エデュワルドのカラーエッチングの計器盤とシートベルトでディテールアップし、その他は素組みで、墨入れとドライブラシだけです。
次はハリケーンのコックピットですが、これもスピットと全く同様です。 何の問題もなく、スイスイ進みます。
2機とも、胴体を貼り合せ、コックピットを組み込みました。 スピットのコックピットは胴体左右を貼り合せた後で下から差し込む方式ですが、目一杯差し込むと、ヘッドレストが後部キャノピーと干渉することは前回、同キットを製作した時に経験済みなので、今回はギリギリのところで固定しました。
この段階でアンテナ線を胴体側に固定してあります。 この方が後でアンテナ線を張るときにテンションが掛け易いためです。
スピットの主翼の取り付けが終わって十の字になったところです。 パーツの合いはほぼ完璧で、パテやヤスリは出番無しです。
ハリケーンも十の字になりました。 こちらは主翼下面の後部と胴体の間に0.5mmくらいの隙間ができるのと、羽布貼りのモールドが主翼側と胴体側で合わないという小さな問題があります。 一旦、パテで埋めてから整形し直すことにします。 それ以外は全く問題無しです。
この後、尾翼の取り付け、パーツの接合部の仕上げ、キャノピーの取り付けとマスキングを済ませてから、全体のサフ吹きです。
最後に、トヨタ2000GTです。
エンジンレスのお手軽キットの上、パーツの合いも完璧、素組みという訳で何の問題もなくスラスラと進みます。
シャシー、車内パーツの塗装を済ませてから、パカパカと組み立てるだけです。ダッシュボードやメーター類もキットのデカールをそのまま使用しました。もうちょっと凝りたい、手を加えたい気もしますが、それをやり始めるとまたドツボに嵌るのでやめておきます。 今回は素直に「素組み」です。