ドールハウス(機内)はほぼ目途がついたので(まだ機銃などが残っていますが)、気分転換に外へ出ます。
まずはエンジンです。
ミスターホビーのアイアンを全体に吹いて、磨くところまでは済んでいましたので、クランクケースとプッシュロッドの塗装です。
クランクケースは当時の最も一般的だった水色(ブルー、白、シルバーの調合)を筆塗りし、プッシュロッドはグロスブラックを筆塗りしました。
シリンダヘッド部分にクロームシルバーをちょっと塗ってアクセントを付けます。
ここまでで結構いい感じになったので、プラグコードは省略します。
次はプロペラです。 これも最後に残り勝ちのパーツですが、残ってしまうと非常に面倒になるので、先に仕上げてしまいます。
バリを綺麗に取って、サフを吹いたら、黄色→マスキング→グロスブラック→マスキング→シルバーの順で塗ります。
ハブのシルバーはアルクラッドのポリッシュドアルミです。
これにハミルトンのデカールを貼って、つや消しトップコートを吹けば終わりです。
次は脚回りです。 これも最後に残ってしまうと面倒なパーツのひとつですから先に片付けてしまいます。
主脚と尾輪の支柱と主脚のホイールにプロペラのハブと同じポリッシュドアルミを吹きましたが、ちょっと光り過ぎです。
つや消しトップコートを吹けばちょうど良い加減になると思います。
ブレーキパイプはタイヤを付ける時に一緒に付けます。
写真にはありませんが、タイヤの塗装も済ませました。
後は機銃を仕上げれば小物の準備は大体終わりです。
ここで再度気分転換のために主翼に移ります。
なんとオイルクーラーのエアインテークが塞がってしまっています。
こんなに目立つところがこれでは情けないので、開口します。
ピンバイスで穴を開けて、開口してから、ナイフとヤスリで削って形を整えます。 主翼内のダクトまで作ろうかと思いましたが、フラットブラックで塗ってしまえばOKそうです。
過去の経験を生かして、今回は主翼の中に「垂れ止め」の補強を入れます。
と言っても、太めのランナー棒を接着するだけです。
この後、機銃と主脚格納庫内の塗装を済ませれば、いよいよ機体の組み立てに掛かれます。