自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

飛行姿勢用ディスプレイスタンドの量産

2015年04月26日 11時03分32秒 | プラモデル製作記(空)
今年は1/72の飛行機キットを飛行姿勢で20機以上作ることを計画していますが、飛行姿勢用のスタンドが付いているキットは僅か数個だけで、殆どのキットにはスタンドが付属していません。
市販の汎用スタンドは「安いけどお粗末で不安定」か「しっかりしているけど高い」のどちらかなので、スタンドを自作することにしました。

実は昨年3月に1/144のP3Cを飛行姿勢で作った時にスタンドを自作したのが「試作品」になりました。
作り方は至って簡単で透明アクリルの10mm角棒と板を接着剤で張り合わせただけのものです。
下の写真の向かって左が昨年作った「試作品」で、右が今回作った「量産型」です。
アームの高さはどちらも12cmくらいです。
試作品はT字の台座部分が必要以上に大きすぎたので、量産型では必要十分な大きさにサイズダウンしています。
その代わりアクリル板の厚さは2mmから3mmにして剛性を上げています。
これで安定性は全く問題ありません。


アームと台座のジョイント部分試作品では荒っぽい作りでしたが、量産型では斜めにカットして見映えを良くすると共に接着面を増やして強度アップしています。
上の写真が試作品で下が量産型です。



機体とのジョイント部分も板厚を上げて、永さを短くして強度、剛性を上げています。
上が試作品で下が量産型です。


機体とは透明のアクリルビスでジョイントするので、しっかり固定できます。



機体内部には予めアクリルネットを仕込んであります。


量産型を3個作りました。
このサイズで大型の戦闘機や小型双発機までいけそうです。
台座の大きい「試作品」は双発ジェット機のスカイウォーリア用にする予定です。
勿論、48の戦闘機にも使えます。


先月完成した「雷電」用に作った物と同じ「小サイズ」も8個作りました。
これは先程の「量産型」と全く同じ作りで、そのままサイズダウンしたものです。
アーム部分の角棒を5mm角にして、高さも8cmくらいにしています。
単発機の小型戦闘機用です。
アームやジョイント部分の角度はそれぞれ微妙に変えてあります。


下の写真は量産型の大サイズと小サイズの比較です。
大きさが違うだけで、作りは全く同じです。


今回、大小合わせて11個作りましたが、これで手持ちの材料を使い切ったので一旦中断です。
但し、これでも足りないので、後日材料を買い足して追加生産する予定です。
その時は、ジェット戦闘機用にジェット噴射口にアームを刺して支えるタイプの物も作りたいと思います。

11個作るのにほぼ丸一日費やしてしまいました。

最後に各部の寸法を書いた絵を付けます。
ご参考になれば幸いです。
コメント (2)
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