昨日は冬型の気圧配置になったせいで、太平洋側は気温も下がって見事な秋晴になりました。
(暴風雨に見舞われた日本海側の皆様には心からお見舞い申し上げます。)
これは絶好のハイキング日和!!・・ということで行ってきました。
東京都奥多摩の御岳山から大岳山を縦走するハイキングです。
朝6時にマイカーで自宅を出発し、渋滞も無く7:10頃には御岳山ケーブルカー乗り場「滝本駅」に到着しました。
気温が15~6度ということでヒンヤリしていたので、持参したフリースを羽織って支度をし、7:30の始発ケーブルカーに乗って御岳山駅へ向いました。
天気が良いせいか、平日の始発にも関わらずケーブルカーの座席は8割方埋まっていました。
7:40頃、標高831mの御岳山駅へ到着しました。
朝日に照らされた東京都心が一望できます。
写真では判りませんが、ナント!筑波山も見えています。😲
7:50頃、縦走開始です。
ケーブルカーの駅から御嶽神社(御岳山頂)までの20分位はこういう舗装路です。
御嶽神社下に到着です。
ここから本殿まで急な階段が続きます。
時計が8:10を指しています。
拝殿に到着です。
当然お参りをしました。
御朱印を貰うついでに、宮司さんと色々お話ができました。
御嶽神社までは今日が3回目だが、ここから先の大岳山方面へ行くのは初めてだと言うと、地図をくれて、お薦めコースを詳しく教えてくれました。
それがこの地図です。
赤の矢印が私が縦走したコースで、赤の番号が行った順番です。
御嶽神社が丸2です。
拝殿の奥に本殿があります。
更にその奥に丸3御岳山頂(929m)があり、そこから奥の院が見えます。
拝殿からは朝陽に照らされて輝く東京湾の水面がハッキリと見えました。
御嶽神社の御朱印です。
御嶽神社の階段を途中まで下りたところの分かれ道を大岳山方面に向って暫く進むと丸4「天狗の腰掛け杉」というのがあって、ここを左に進むと大岳山最短コース、右の鳥居をくぐって登ると一番起伏に富んだ奥の院~鍋割山縦走コースです。
最短コースは起伏が少なく、トイレもある初級者向けルートですが、これは宮司さんのアドバイスに従って体力を消耗した復路に取っておき、体力にある往路は奥の院~鍋割山縦走コースに進みます。
奥の院方向へ進むと急に険しい登山道になります。
更に進むとこんな鎖場も出てきます。
道幅は30cm程しか無いので滑落しないように慎重に進みます。
丸5、奥の院山頂(1077m)に到着しました。
少し広い平らなスペースがあって、小さな祠があるだけで、特に眺望はありません。
奥の院から鍋割山は下って登る尾根筋になります。
途中少し険しい岩場があります。
丸6、鍋割山(1084m)に到着です。
ここも特に眺望は無く、標識があるだけです。
鍋割山から先は暫くダラダラとした下りが続きます。
30~40分歩くと最短コースとの合流点に出ます。
合流点から最短コースの方を見ると大きな落石があります。(恐いですねぇ~~😱)
復路はこの落石を超えて先へ進むことになります。
ここからは一路大岳山の山頂を目指すわけですが、道はドンドンと険しくなっていきます。
こんな看板がありました。手が震えてます。😁
最初はこんな感じ。
柵のあるところもありますが、
こんな所も。😨
地図の丸7のあたりです。
岩に這いつくばってよじ登る感じです。
途中には又もや大きな落石も。😱
こんな所を超えながらようやく11:20頃、丸8、大岳山山頂1266mに到着です。
御岳山から約4kmです。
晴天と澄んだ空気のお陰で綺麗な絶景がくっきりと見えました。
手前に奥多摩の山々、その奥に丹沢山塊と富士山が一望できます。
富士山は先日の初冠雪が残っていました。
この絶景を眺めながら持参したおにぎりとお茶で昼食を頂きました。
本当に気持ちが良かったです。
ゆっくりと休んだ後、12:00頃下山開始です。
最短コースと奥の院・鍋割山コースの分岐点までは来た道を引き返します。
岩場の下りはかなり大変でした。
分岐点まで戻ってきました。
復路はここを右へ降りて行きます。
最初は急な下りですが、沢近くまで下りると平坦路になります。
丸9、綾広の滝まで来ました。
この後、平坦路~緩やかな上り坂を経て、御嶽神社の下の分岐点まで戻りました。
ここから先は丸1のケーブルカー御岳山駅へ戻るだけですが、途中「御岳ビジターセンター」に立ち寄りました。(往路は時間が早かったの開いていませんでした。)
但し、あまり観るべき物は無く、10分足らずで引き上げました。
14:30頃にケーブルカーの駅に到着し、14:42の下りケーブルカーに乗って下山しました。
14:50車まで戻り、帰路に着きました。
途中、渋滞も無く15:10頃に無事帰宅しました。
全行程で約6時間(休憩時間込み)、距離11km程、歩数で23000歩で、体重が1kg減りました。
低山で自力で登る高低差(単純計算で435m、実際は540m)が少ない割に結構ハードでしたが、急坂や険しい岩場が延々と続かないのが救いでした。
ここ4週間程、毎日開脚スクワットと普通のスクワットをそれぞれ20回づつ続けている効果か、足腰の筋肉痛も今までよりは軽いです。
少しは足腰の筋肉量が増えたのかも知れません。
今年8回目、去年ハイキング開始後13回目でした。
次は丹沢塔ノ岳(1491m)へ行きたいのですが、この後展示会もありますし釣りにも行きたいので、行けるかどうかちょっと微妙です。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
<オマケ>
大岳山山頂で観た花とそれに群がるルリシジミ
登山道のトイレで見掛けたカマドウマ。
この虫を見掛けるのは本当に久し振り、何十年振りかです。
大岳山登頂お疲れさまでした。
鎖場や狭い道、急斜面と変化にとんだ登山道ですね。それらを越えての山頂からの景色が素晴らしいです。
すてきな写真を見せていただきました。ありがとうございました。
仰る通り、色んな登山道のサンプル展示会みたいなコースです。
舗装路、階段、平坦な尾根道、ダラダラ坂、根っこだらけの急坂、恐怖の崖道、岩場、鎖場・・でもどれも延々と続く訳では無く10~20分程度で終るので気分的には楽で私にとっては難易度「中の上」という感じです。
山頂からの景色は写真で見る以上に素晴らしかったです。
年内にあと1回、行けるかどうか・・・
行者修行ご苦労様でございました<(^^;)>
鎖場、落石、そして蟻の戸渡りでは有りませんがタイトな登山路とスリル満点な登山行だったのでは(^^;
天候にも恵まれ冠富士に遥か東京湾も遠望できたのは、クラキン様の日ごろの行いのお陰ですね
地理に暗いワタシは当初、長野県の御嶽山と勘違いしてました(恥)。
とにかく雑念まみれの爺さんなので行者修行には程遠いですが、6時間飽きることなく楽しめたハイキングです。
山頂からの絶景は全ての疲れを吹き飛ばしてくれます。
東京都の奥の方、山梨に近いところにあります。
山の名前は御岳山なのですが、神社の名前は御嶽神社なのでややこしいです。😅
クラキンさんのおかげで、私もカマドウマ(なんでこんな名前に...)しばらくぶりに見ました。7歳まで住んでた家によく出てました。全く見なくなりましたね。
私もこの季節のヒンヤリとした高原にような空気感が好きです。
空気が澄んでいるので遠くの景色がくっきりと見えます。
肋骨のヒビとは大変です。😲
ラグビーでもされたんでしょうか?
私も若い頃に同じ怪我をしたことがありますが、身体を捻ったりクシャミや咳をすると凄く響いて辛かったのを思い出します。
お大事にされて下さい。
私が育った家もカマドウマをしょっちゅう見ましたし、昔は普通に見掛ける虫でしたよね。
今は本当に見なくなりましたので、ハイキングで見たときは「おぉ~~まだ生きておったかぁ😃」という感じで何だか嬉しかったです。