昨日に続き、本日もチベットのパンチェン・ラマ問題を取り上げます。中国が、政府承認の”パンチェン・ラマ”に執着する理由は、有力なチベットの聖職者を政府に取り込むことのみならず、”パンチェン・ラマ”を通して、次代のダライ・ラマをも自らの手中にしようと企んでいるからです。何故ならば、ダライ・ラマの転生者を見つけ出すに際して、最大の責任者となるのは、パンチェン・ラマであるからです。
現在、ダライ・ラマ14世からパンチェン・ラマ11世として承認を受けた少年は、”漢人”としての教育を受け、仏教教育からは遠ざけられ、一般人として育っているそうです。共産主義の洗脳も受けており、自らのアイデンティティーを奪われ、パンチェン・ラマ11世としての使命も封印された状況にあると噂されています。中国政府によるこの非道な措置は、人道に照らしても許されないことなのですが、中国政府は、チベット支配のために、手段を選ばずにチベットの伝統と独自の政治体制を破壊すべく、着々と手を打っているのです。
中国政府は、自らが指名した”パンチェン・ラマ11世”に、ダライ・ラマの転生者を選ばせることで、将来、チベットを完全に掌握する腹づもりでいます。しかしながら、政府公認の”パンチェン・ラマ11世”が偽者である限り、その任命したダライ・ラマもまた偽者に過ぎません。偽から真は生まれないからです。国際社会はこの事態を憂慮し、北京に連れ去られたパンチェン・ラマ11世の解放を中国政府に求めるべきと思うのです。
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現在、ダライ・ラマ14世からパンチェン・ラマ11世として承認を受けた少年は、”漢人”としての教育を受け、仏教教育からは遠ざけられ、一般人として育っているそうです。共産主義の洗脳も受けており、自らのアイデンティティーを奪われ、パンチェン・ラマ11世としての使命も封印された状況にあると噂されています。中国政府によるこの非道な措置は、人道に照らしても許されないことなのですが、中国政府は、チベット支配のために、手段を選ばずにチベットの伝統と独自の政治体制を破壊すべく、着々と手を打っているのです。
中国政府は、自らが指名した”パンチェン・ラマ11世”に、ダライ・ラマの転生者を選ばせることで、将来、チベットを完全に掌握する腹づもりでいます。しかしながら、政府公認の”パンチェン・ラマ11世”が偽者である限り、その任命したダライ・ラマもまた偽者に過ぎません。偽から真は生まれないからです。国際社会はこの事態を憂慮し、北京に連れ去られたパンチェン・ラマ11世の解放を中国政府に求めるべきと思うのです。
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