万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

タレント議員乱立―国民意識が読めない政党

2010年06月25日 12時59分01秒 | 日本政治
タレント候補が倍増=官僚出身、3分の1は民主―参院選(時事通信) - goo ニュース
 世論調査の結果によりますと、国民の85%がタレント議員には期待していないそうです。にもかかわらず、民主党をはじめ、各政党がタレント議員擁立に走っているとしますと、国民意識に最も敏感であるべき政治家が、最も鈍感であるということになりそうです。

 タレント候補者に対する国民意識を読めていないということは、他の政策領域においても、政党は、読み間違いをしている可能性があります。国民生活こそ第一と連呼し、国民が主役の政治を実現すると主張しても、肝心の国民意識を掴むことができていないとしますと、こうした方針もまた、”あて”にならないことになります。世論を読む力がなければ、政治家と国民との間の距離は縮めようもないのですから。

 国民の方が先に直面する危機に気づき、時代の変化を読んでいるとしますと、我が国の政治が心もとないことは、言うまでもありません。各政党とも、そもそもタレント依存路線から脱却する時期に来ているのではないでしょうか。

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コメント (10)
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