「原発ほぼ制御不能の所まで行った」細野補佐官(読売新聞) - goo ニュース
昨日放送されたテレビ番組で、出演した首相補佐官から”原発は、ほぼ制御不能の所まで行った”とする発言があったそうです。もし、この発言の内容が事実であれば、政府のリスク対応にそら恐ろしさを感じるのです。
何故ならば、ちょうどその頃、枝野官房長官は、国民に対しては、”原発は大丈夫”という主旨の説明を何度も繰り返していたからです。最悪の事態と言えば、6機の原発が連続して爆発を起こし、広範囲に大量の放射性物質がまき散らされる状況が頭に浮かぶのですが、もし、現実にこうした事態に陥れば、至急、避難勧告の対象を拡大して住民の方々を安全な遠方に運ぶ必要がありましたし、また、関東を含めた広範囲の住民にヨウ素安定剤を配布するといった、緊急措置も要したはずです。少なくとも、起きてしまった後で急いで準備しても、間に合ったは思えません。
原発をある程度制御できるようになったのは、決死の覚悟で任務にあたった自衛隊員、消防士、原発技術者、東電および関連企業の作業員、そうして、米軍の方々の献身的な努力によるものです。日本国は、これらの方々によって救われ、ひとまずは、最悪の事態を避けることはできたのですが、この時の政府の危機対応が充分であったとは、到底思えないのです。
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何故ならば、ちょうどその頃、枝野官房長官は、国民に対しては、”原発は大丈夫”という主旨の説明を何度も繰り返していたからです。最悪の事態と言えば、6機の原発が連続して爆発を起こし、広範囲に大量の放射性物質がまき散らされる状況が頭に浮かぶのですが、もし、現実にこうした事態に陥れば、至急、避難勧告の対象を拡大して住民の方々を安全な遠方に運ぶ必要がありましたし、また、関東を含めた広範囲の住民にヨウ素安定剤を配布するといった、緊急措置も要したはずです。少なくとも、起きてしまった後で急いで準備しても、間に合ったは思えません。
原発をある程度制御できるようになったのは、決死の覚悟で任務にあたった自衛隊員、消防士、原発技術者、東電および関連企業の作業員、そうして、米軍の方々の献身的な努力によるものです。日本国は、これらの方々によって救われ、ひとまずは、最悪の事態を避けることはできたのですが、この時の政府の危機対応が充分であったとは、到底思えないのです。
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