万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

寺社汚損カルト教団は異文化破壊テロ集団-ISILの同類

2015年06月02日 17時10分02秒 | 国際政治
寺社に油、男は成田経由変更し比へ…捜査警戒か
 事件発生から数か月が経過したにも拘わらず、犯人逮捕の報がなかった寺社汚損事件。ようやく、犯人の姿が浮かび上がってきたようです。

 これまでの報道、並びに、ネット情報によりますと、犯人は、ニューヨーク在住の日本国籍の人物であり、キリスト教系新興宗教教団の創始者を名乗っているそうです。キリスト教系とはいっても、韓国系キリスト教のカルト教団とされており、本人も、氏名からしましても、日本国籍を取得した韓国人である可能性が濃厚なそうです(*官報で確認されたとのこと…)。寺社を汚損した理由としては、”油で清めるため”と宗教的な理由を挙げておりましたが、この行為に、他宗教や異文化に対する攻撃性と破壊容認の意思が込められていることは疑う余地もありません。”浄化”の言い分は、、日本国の寺社が穢れていると見なしている証拠であり、油を撒く行為も、紛れもない汚損行為であるからです。こうした宗教集団(反日民族集団でもある?)による破壊行動はISILにも見られ、神の名を語りながら、他宗教の遺跡や神像などを徹底的に破壊しております。汚損事件を起こした教団もISILも、他者を認めず、暴力によって自己の思想を実現しようとするテロリストなのです。

 汚損事件が同時多発的に発生しているところから、本人のみならず、同教団の信者が加担している可能性も指摘されております。オウム真理教に対しては、対策が後手後手となり、大規模なテロ事件の発生を許しましたが、宗教の衣を纏ったテロ集団に対しては、初期的な対応を怠ってはならず、治安当局は警戒を強めるべきと思うのです。

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コメント (2)
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