本日、日経新聞の「春秋」欄に、原爆によって焼け野原となった広島において発生したとされる事件が紹介されておりました。初めて耳にしたのですが、鶴見俊輔氏の著書「廃墟の中から」に記載されていたそうです。原爆投下時には、鶴見俊輔氏はインドネシアに赴任しておりますので、その事件のあらましは、自らの実体験に基づくものではなく、”往年の記録”から書き起こしたとされています。
問題の事件とは、原爆投下直後には犯罪はなかったものの、数日後から様子が一変し、「遺体から時計、指輪、現金が奪われ」次いで、「焼け跡の灰から貴金属や金庫が掘り起こされた」というものです。つまり、この記述に従いますと、被爆地広島では、死者や被害者を狙った掠奪が横行したことになるのです。東日本大震災に際し、被災地において略奪や暴動が起きずに秩序が保たれたことは、国際的にも高い評価を受けました。否、前述した行為と同じ犯罪を外国人が行っていたするネット上の情報に、一般の日本人の人々は、あるまじき行為として憤慨しておりました。今日からしますと、広島で掠奪が起きたとは考えにくいのですが、「春秋」では、「生き延びるためにふつうの人が鬼になり…」と記し、近隣に住む”よその街の人々”による犯行と推定しています。しかしながら、この広島爆心地掠奪説は、事実なのでしょうか。記述の中には、不自然な点がないわけではありません。戦時期にあって物資が欠乏し、国民は貴金属を供出させられたくらいですから、指輪をはめている遺体などあるはずもありません(結婚指輪の習慣もなかった…)。また、核爆弾の炸裂によって生じた高熱、大量の放射線、爆風…を考慮しますと、時計や現金が無傷であったとも考えられないのです。金庫や貴金属の掘り起こしについても、埋蔵場所を知っている必要がありますので、持ち主や関係者によるものとも推測されます。
一般の日本人からしますと、こうした行為は”罰当たり”であり、頭にも浮かばなかったのではないでしょうか(普通の人は鬼にならないのでは?)。真偽のほどは厳正な検証を要しますが、仮に、事実ではないとしますと、広島被爆地掠奪説は、日本や日本人に対する新たなる冤罪となるのではないかと思うのです(一方、朝鮮半島出身者による戦災地における不動産侵奪や掠奪は事実…)。
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問題の事件とは、原爆投下直後には犯罪はなかったものの、数日後から様子が一変し、「遺体から時計、指輪、現金が奪われ」次いで、「焼け跡の灰から貴金属や金庫が掘り起こされた」というものです。つまり、この記述に従いますと、被爆地広島では、死者や被害者を狙った掠奪が横行したことになるのです。東日本大震災に際し、被災地において略奪や暴動が起きずに秩序が保たれたことは、国際的にも高い評価を受けました。否、前述した行為と同じ犯罪を外国人が行っていたするネット上の情報に、一般の日本人の人々は、あるまじき行為として憤慨しておりました。今日からしますと、広島で掠奪が起きたとは考えにくいのですが、「春秋」では、「生き延びるためにふつうの人が鬼になり…」と記し、近隣に住む”よその街の人々”による犯行と推定しています。しかしながら、この広島爆心地掠奪説は、事実なのでしょうか。記述の中には、不自然な点がないわけではありません。戦時期にあって物資が欠乏し、国民は貴金属を供出させられたくらいですから、指輪をはめている遺体などあるはずもありません(結婚指輪の習慣もなかった…)。また、核爆弾の炸裂によって生じた高熱、大量の放射線、爆風…を考慮しますと、時計や現金が無傷であったとも考えられないのです。金庫や貴金属の掘り起こしについても、埋蔵場所を知っている必要がありますので、持ち主や関係者によるものとも推測されます。
一般の日本人からしますと、こうした行為は”罰当たり”であり、頭にも浮かばなかったのではないでしょうか(普通の人は鬼にならないのでは?)。真偽のほどは厳正な検証を要しますが、仮に、事実ではないとしますと、広島被爆地掠奪説は、日本や日本人に対する新たなる冤罪となるのではないかと思うのです(一方、朝鮮半島出身者による戦災地における不動産侵奪や掠奪は事実…)。
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