昨日、ニュージーランドのクライストチャーチにおいてモスク二か所が襲撃され、49名ものイスラム教徒が犠牲になるという痛ましい事件が起きました。主犯格として出廷した人物は、反移民を主張する極右組織のメンバーである28歳のオーストラリア人とされながらも、アーダン首相によれば、定住国がなく「世界中を転々としている」そうですので、自らも‘移民’である放浪者が、他国で暴力を以って‘移民’を排除するという奇妙な構図が浮かび上がっています。
そして、もう一つ、この事件で考えさせられるのは、同事件の一部始終がフェイスブックで生中継され、それを機に、SNS規制が強化された点です。撮影された動画は瞬く間に拡散され、フェイスブックの他にも、インスタグラム、ワッツアップ、ツイッター、並びにユーチューブ等でも視聴可能となったそうですが、これらのSNS大手は、警察からの要請を受けて、至急、動画やコメントを削除したそうです。フェイスブックやツイッターなどは、今のところ警察当局に対して協力的な姿勢を見せています。
しかしながら、現場にあって事件の惨状を直に伝える動画を削除する必要があったのでしょうか。仮に、ジャーナリストが自らの命の危険を顧みずに現場の映像を配信すれば、人々は、そこにジャーナリズムの真髄を見出して称賛したことでしょう。修正や編集が一切加わっていない生の映像は、人々にありのままの真実を伝えるからです。この点からしますと、撮影者がプロではなかったに過ぎず、現場で撮影された映像それ自体は、警察が躍起になって拡散を阻止するほどのものではなかったように思われるのです。
それでも、警察がSNS規制に乗り出したとしますと、そこには、何らかの理由があったはずです。近年、ネット上では、テロ事件の背景として偽旗作戦の疑いが指摘されており、この説に従えば、政府、あるいは、一部の国際組織がSNS規制を強化するために同事件を仕組んだとする見方も否定はできません。仮に、移民反対の立場からテロ事件を起こすならば、今日、最大の移民勢力、かつ、潜在的脅威となっている中国人がターゲットにならなかったのも、どこか不自然な気がします(凄惨なテロ事件が起きる度に、自由主義国も中国の国民監視体制に一歩一歩近づいてゆくかの如く…)。もしくは、事件が発生した都市の名が‘クライストチャーチ’ですので、キリスト教対イスラム教の対立構図を創出したい一部の勢力が計画したのかもしれません。さらには、イスラム過激派によるテロ事件の頻発によってイスラム教徒に対する風当たりが強くなったことに危機感を強めたイスラム側の組織が‘被害者’を装おうとした可能性もないわけではありません(事実無根であれば、疑ってごめんなさい…)。何れにしましても、警察の要請もSNS大手の対応も、事前に申し合わせたかの如くに至ってスムースなのです。
同現場の撮影者は銃撃事件の犯人自身なそうですので、現場の映像のみならず、イスラム教徒の殺害を教唆する、あるいは、犯行をアピールする内容が含まれているとしますと、警察当局の措置には、事件の背景や真の目的がどうであれ、模倣犯や連鎖的テロの防止を阻止する合理性は認められます。とは申しますもの、犯人が国際的な‘放浪者’であることに加え、遠く海を隔てたイギリスにおいてパキスタン系イスラム教徒であるサジド・ジャビド内相が、すかさずに‘もうたくさんだ’と批判し(‘たくさん’なのは、イスラム過激派によるテロでは?)、SNS大手に対して‘暴力的過激主義阻止に向けた追加策’を求めている点も、水面下における国際的な連帯性が垣間見えます。謎多き同事件につきましては、背後を調査しませんと真相に辿りつくことはできないように思うのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
にほんブログ村
そして、もう一つ、この事件で考えさせられるのは、同事件の一部始終がフェイスブックで生中継され、それを機に、SNS規制が強化された点です。撮影された動画は瞬く間に拡散され、フェイスブックの他にも、インスタグラム、ワッツアップ、ツイッター、並びにユーチューブ等でも視聴可能となったそうですが、これらのSNS大手は、警察からの要請を受けて、至急、動画やコメントを削除したそうです。フェイスブックやツイッターなどは、今のところ警察当局に対して協力的な姿勢を見せています。
しかしながら、現場にあって事件の惨状を直に伝える動画を削除する必要があったのでしょうか。仮に、ジャーナリストが自らの命の危険を顧みずに現場の映像を配信すれば、人々は、そこにジャーナリズムの真髄を見出して称賛したことでしょう。修正や編集が一切加わっていない生の映像は、人々にありのままの真実を伝えるからです。この点からしますと、撮影者がプロではなかったに過ぎず、現場で撮影された映像それ自体は、警察が躍起になって拡散を阻止するほどのものではなかったように思われるのです。
それでも、警察がSNS規制に乗り出したとしますと、そこには、何らかの理由があったはずです。近年、ネット上では、テロ事件の背景として偽旗作戦の疑いが指摘されており、この説に従えば、政府、あるいは、一部の国際組織がSNS規制を強化するために同事件を仕組んだとする見方も否定はできません。仮に、移民反対の立場からテロ事件を起こすならば、今日、最大の移民勢力、かつ、潜在的脅威となっている中国人がターゲットにならなかったのも、どこか不自然な気がします(凄惨なテロ事件が起きる度に、自由主義国も中国の国民監視体制に一歩一歩近づいてゆくかの如く…)。もしくは、事件が発生した都市の名が‘クライストチャーチ’ですので、キリスト教対イスラム教の対立構図を創出したい一部の勢力が計画したのかもしれません。さらには、イスラム過激派によるテロ事件の頻発によってイスラム教徒に対する風当たりが強くなったことに危機感を強めたイスラム側の組織が‘被害者’を装おうとした可能性もないわけではありません(事実無根であれば、疑ってごめんなさい…)。何れにしましても、警察の要請もSNS大手の対応も、事前に申し合わせたかの如くに至ってスムースなのです。
同現場の撮影者は銃撃事件の犯人自身なそうですので、現場の映像のみならず、イスラム教徒の殺害を教唆する、あるいは、犯行をアピールする内容が含まれているとしますと、警察当局の措置には、事件の背景や真の目的がどうであれ、模倣犯や連鎖的テロの防止を阻止する合理性は認められます。とは申しますもの、犯人が国際的な‘放浪者’であることに加え、遠く海を隔てたイギリスにおいてパキスタン系イスラム教徒であるサジド・ジャビド内相が、すかさずに‘もうたくさんだ’と批判し(‘たくさん’なのは、イスラム過激派によるテロでは?)、SNS大手に対して‘暴力的過激主義阻止に向けた追加策’を求めている点も、水面下における国際的な連帯性が垣間見えます。謎多き同事件につきましては、背後を調査しませんと真相に辿りつくことはできないように思うのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
