リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春の午後にビキニで日向ぼっことは

2016年04月09日 | 日々の風の吹くまま
気温はきのうほどではないけど、今日もいい天気。Tシャツを(冬着の)七分袖から半袖にし
たらスカッとして、シーツ類の洗濯ついでに冬の純毛の毛布も春秋の軽い毛布に変えた。
土曜日恒例のまじめ掃除はワタシ担当の床掃除が少ないので、バスタブの掃除を引き受
けてごしごし、ざぶざぶ。ハンドシャワーでじゃぁっと濯いで、ああ、さっぱり。溢れるような朝
の光を浴びられるのってほんとに幸せ。小学生の頃、日曜日に4人家族総出で家の掃除を
したのを思い出した。もう60年も昔の話・・・。

窓を開けて換気することを覚えてから、天気のいい日はほぼ1日中開けっ放し。安全のた
めに押し出し窓は20センチほどしか開かないけど、爽やかなそよ風に乗っていろんな音が
流れ込んで来る。金づちの音は近くで建設中の木造5階建てマンション。ピーッ、ピーッとい
うのは路地からバックで出て来るゴミ収集車。中年の革ジャンおやじの大型バイクの轟音。
ときには鳥のさえずりも聞こえる。窓を閉めていれば夜にしか聞こえない貨物列車の汽笛と
数十両編成の貨車の果てしないゴロゴロゴロ。空港にアプローチするジェット機の音。背景
音のように聞こえる雑然とした不協和音は川向こうの埠頭やアナシス島の工業地帯の音か
な。なぜか頻繁に下の6番ストリートを走る消防車、救急車、パトカーのサイレン(もう慣れ
たけど)。「走らせないとバッテリが上がるからな」とカレシ・・・。

不特定の「雑音」や正体不明の音にやや敏感なカレシは、耳にiPodのイアフォン、その上
に産業用のイアマフという重装備でバルコニーに出て「庭仕事」。水遣りをしていたら縁から
下に垂れ出してしまったと、雑巾を持ち出して水を吸い取る騒ぎ。引越し前の予想に反して
何でもかんでもやたらとよく育つのでうれしい悲鳴を上げているけど、地面の上の庭仕事で
は想像もしなかったような空中園芸ならではの珍事もけっこうあって、びっくりするやら慌て
るやら・・・。

午後の日差しが南西に回ったので窓を閉めようとして、何となく下を覗いたら、わっ、ビキニ
姿のお嬢さんが2人、高層棟と低層棟の間のガーデンの芝生に広げた毛布に寝そべって
肌を焼いているところ。その大胆さもすごいけど、まだ4月上旬だってのに、もうビーチ気分
とは何とも気の早いこと。でも、バルコニーから見下ろして「絶景かな、絶景かな」と楽しんで
いる人がいたりしないのかな。春の午後は値万両なんて・・・。