リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

社交好きだとボケないかも・・・

2016年06月12日 | 日々の風の吹くまま
まあまあの天気。搾りたてのオレンジジュースとトーストとゆで卵半分とコーヒーで軽く朝食。
ゆで卵はカレシが英語教室の生徒さんからもらったもの。誰かが休憩時間にカレシ先生の
分もおやつを持って来てからというもの、毎回クッキーやせんべいやクラッカーをくれる習慣
ができてしまって、食べずに「太るから奥さんにもらって帰るね」と言っているうちに「奥さん」
の分も差し入れされるようになったとか。最近は粽や草もちまでもらって来る。奥さんだって
太ってしまいかねないんだけど・・・。

今日はArts ClubのADCのブランチパーティがダウンタウンのホテルであるので、10時
少し前に駅に向かった。バンクーバーのダウンタウンは駐車がめんどうくさくなる一方なも
ので、でかけるならスカイトレインが断然便利。週末は終日全区間1ゾーンの料金なのでさ
らに便利。改札でタップしたら初めて残高が5ドル以下になったので、自動的に40ドル補填
(指定したクレジットカードに請求)されて、これも便利でいい。会場はレストランの個室で、
入り口でミモザのグラスを渡されて、三々五々集まっている顔見知りのメンバーたちと「おは
よう」の乾杯。一定レベル以上のメンバーが対象なのか参加者は30人くらい。

テーブルでは芸術総監督のビル・ミラードと差し向かいになってちょっとびっくりしたけど、モ
リス・パニッチの本をまとめ買いしたら出版ほやほやの『Sextet』をおまけにもらった話をし
たら、「どう思う?」 え、パニッチはワタシにとってはもう劇作の神さまみたいな人だから、ど
う思うも何も・・・。でも、すごくおもしろかったと言ったら、「モリスはぼくに演出してくれと言う
んだけど、もう一度とっくり読んでみるか」。おや、バンクーバーではArts Clubが上演する
ことになるのかな。そうなったらいいなあ。

船酔いの話、高層ビルでも船酔いする人がいるという話から高所恐怖症の話、ジェシー・リ
チャードソン賞(バンクーバー演劇界の「アカデミー賞」)にあまりにもたくさんノミネートされ
てArts Clubの作品同士で競争になった話、『Onegin』がロングランできるくらいの「大ヒット」
だった話。コーヒーが出る頃にビルと入れ替わった専務理事のピーターに、カレシが来シー
ズンのトリになる『Million Dollar Quartet』のベースになったテープをダウンロードした話。
帰り道でカレシ曰く、「こういう集まりは雑談上手になるいい訓練だな」。そう、社交はボケ防
止にいいと言うしね。第一、楽しいもん・・・。