リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何だかエコでのんびりの雨の日

2016年07月07日 | 日々の風の吹くまま
雨。寒いなあ。カレンダーを見れば7月のはずなんだけど、予想最高気温が20度以下。今
日はカレシが出かけている間にリビングの大まじめ掃除。ソファもコーヒーテーブルもエリア
ラグもぜんぶ窓際に動かして、まずソファの下になる部分、次にラグの下になる部分、と順
番に箒でさらさら、モップでごしごし。エリアラグには掃除機をかけて、よっこらしょとテーブ
ルを置いて、普段は手をつけない部分をきれいに掃除。家具は「フローリング床仕様」で注
文したので、どれも下にウレタンのパッドがついていて、女の細腕でもひとりでけっこう楽に
動かせる。(本人はわりと腕力があると思っているけど・・・。)

雨が小休止した3時過ぎにティペラリー公園のマーケットへ。隔週で来る塩屋のテントでは
すっかり馴染みになったお兄ちゃんがせっせと編み物をしていた。羊毛を自分で梳いて、紡
いだ毛糸で編んだショールをスティーブストンに開いた店で秋の商品として売るんだそうな。
半分ほど編み上がったショールの何とも言えないほわんとした手触りに惚れ込んで、どうし
ても欲しくなっちゃった。でも、そんなにたくさん作れないからマーケットでは売らないんだそ
うで、スティーブストンまで行かなきゃだめかなあ。それとも、何とかお願いして、前払いの
予約としうことにして、マーケットに持って来てもらおうか・・・。

寒さに負けずに賑わっているマーケットを端から端まで回って、カレシは今朝収穫したばか
りと言うカリフラワーと黒にんにくとアップルパイのジャム、ワタシは鮮やかな黄色のパティ
パンスクォッシュといつものブリオシュパン。トートバッグはずっしりと重い。4番ストリートを
上がって帰る途中で大きな瘤だらけのカエデの老木の写真をとっていた2人連れの男性と
しばし樹木談義。市内の樹齢の高い大木を保護する活動をしていて、古い家の建て替えや
マンション開発が活発になると、大きく茂った木が邪魔扱いされて次々と伐り倒されてしまっ
て、ニューウェストから緑がなくなってしまうから、特に保存したい「天然記念物」級の古木の
目録を作っているんだとか。

夜は久々に本格的な雨。夕食後は雨にかすむ夜景を眺めながら、ソファにカレシと並んで
座ってフットボールの試合を見た。あまりぱっとしない試合で、BCライオンズは負けちゃっ
たけど、テレビの前で一緒にひと時を過ごすのはほんとに久しぶり。こんなご隠居さん暮ら
しもいいもんだね。