リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仮想現実空間を持って外に出よう?

2016年07月20日 | 日々の風の吹くまま
水曜日。週の中日はいつもちょっとだれるような気がする。今日も曇り空で始まり。まずはき
のう満月を追いかけていてやり残した仕事の仕上げ。小さいから朝めし前ならぬ「昼めし前」
だけど、内容があまりおもしろくないので何となくちんたら。良くないなあ、これ。ご隠居さん
の片手間仕事じゃあるまいし・・・って、もしかしたらそうなりつつあるのかな。ま、きちんと見
直して、パッケージして送ったから良しとするか。

今北米でどえらいブームになっている「ポケモンGO」の日本でのサービス開始が延期され
たとか言う話。任天堂のだから日本で開発したのかと思っていたら、アメリカ産らしい。それ
でアメリカがサービス一番乗りってわけか。で、「ポケモンGO」の絡む事故や事件もアメリ
カが一番乗り。車を運転しながらゲームをやっていてパトカーと接触事故を起こしたバカも
いる。アメリカとつながっているカナダでも先週だったか先々週だったかサービス開始した
ばかりだけど、アクセスが殺到してあっという間にサーバーがダウンしたそうで、暇人だらけ。

まだゲーム絡みの犯罪はないようだけど、スカイトレインの駅でゲーマーが線路に降りて、
警報で進入して来た電車が急停止する騒ぎがあって、乗客にけが人が出たらしい。とにか
く、私有地に踏み込んだり、人や車と衝突したりと話題にこと欠かない。スマホ人はさらに
「目には見えるけど実はそこにいない幻人間」への進化を続けているということなのかな。
究極のマインドレス化ってところかな。人類、この先どうなるんだろうね。めんどうくさい人間
生活は人工知能のロボットにお任せして、ヒトはゆりかごから墓場までゲーム三昧ってこと
になるのかな。まさかぁ・・・と思いたいけど、何かSF小説に出てくる世界みたい。

それでなくても人が多過ぎて、どこへ行っても混雑している東京で、スマホ片手のポケモン
ハンターがうろうろするようになったら、いったいどうなることやら。考えただけでも怖い。自
分が駅のホームから転げ落ちるとか、他人にぶつかって線路に落としてしまうとか、けが人
や死人が出るのは間違いないだろうな。そうなったら迷惑どころの話じゃない。北米だった
ら「周囲の環境への注意を怠ることは予測できたはず」と集団訴訟が起きかねない。あんが
い「ポケモンGO」は注目されることの追求に夢中で、自分が他人にどんな影響を及ぼすか
を想像する力を失いつつある社会の落とし子なのかも・・・。