リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

梅雨とつゆとさみだれ思考

2016年08月04日 | 日々の風の吹くまま
なんか忙しい。さみだれ式に仕事が入って来るせいかな。「さみだれ」って何となくだらだら
と雨が降るようなイメージが沸いて来る響きだけど、漢字だと「五月雨」。え、5月の雨?と
思ったら、どうやら「陰暦の5月」。はて、いつ頃だろうとググってみたら、何のことはない新
暦(太陽暦)の6月。なぁんだ、「さみだれ」ってのは「つゆ」のことか。でも、つゆは「梅雨」と
書くけど、梅の季節は春だよね。北海道では梅も桜もゴールデンウィークあたりにまとめて
咲いていたような・・・。

朝からぼけっとしたことを考えながら、きのう飛び込んで来た仕事。いつもワタシの担当に
なっているところの人間関係の話。いつも思うんだけど、ほんとにドラマに満ち溢れたところ
だな。口頭表現の裏を読み取りながら、舞台の上で演じられる人間模様を描くようなつもり
で、どうしてこうも機能不全みたいな人が多いんだろうとぶつぶつ。互いに何を言っても耳で
言葉として聞いて理解していないのかもしれない。相手の声のトーンや音量に生理的に反
応して、この人、嫌い。あの人、苦手。これじゃあコミュニケーションにならないのも無理はな
いかな。こういうコミュニケーションができない人たちの苦情を日本語がわからない人たちに
コミュニケートするのを手伝うのがワタシの仕事。ワタシが言うことは誰も耳を傾けてくれな
いのに、何だかヘンな商売・・・。

終わった仕事はさっさと納品して、後の事務処理をして、(もしかしたらまたつかの間かもし
れない)遊びモード。さみだれ式に半端な量の仕事をしていると遊びモードも半端になって
しまうから、つゆ空を見上げているような気分になって来る。もっとも本物の梅雨はよく知ら
ないけど、それでもだらだらと降る雨の鬱陶しさは想像がつく。気分にまでカビが生えて来
そうな感じ。「梅雨」の語源は「黴雨」だったという説もうなずけるというもの。梅の雨をどうし
て「つゆ」と呼ぶのかしらないけど、こっちの方が響きがいいから、いつ果てるかわからない
さみだれの鬱陶しさも少しは晴れるかもしれないな。

ヘンな文書ばっかり訳しているとヘンなことばっかりつらつらと考えてしまって、さみだれ式
思考になるから困る。気晴らしにファーマーズ・マーケットに行って来ようっと。外は暑そうだ
から気持のカビ取りにもなるかも・・・。