リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

もう1年経ったのか、まだ1年しか経っていないのか

2016年08月06日 | 日々の風の吹くまま
またちょっと涼しくなった。土曜日恒例のまじめ掃除をするのに大汗をかかずに済むからい
いけど、やっぱり夏はもう少し夏らしくあってほしいもんだな。去年はどれだけ暑かったんだ
ろう。雨が降らなくて水不足を心配したくらいだから暑かったのかもしれないな。去年のこと
なのに覚えていない。まあ、去年は引っ越し大作戦で春からずっとてんやわんやだったから
それもありかな。

今日はその引越し本番から満1周年。早朝から引越し業者が来て、朝食の暇もなく旧居か
ら荷物を運び出して、昼食の暇もなく新居に運び込んで、その日の食事はレストランでの夕
食だけだった。2人の年でよくがんばったもんだなあ。新居での第1夜は疲れ果てて11時
過ぎには寝てしまって、翌日は7時過ぎに起床。その日から15年も「午前4時就寝、正午起
床」だった生活時間が意図せずに「12時前就寝、8時前後起床」にリセットされて、1年経っ
た今でもそのまま。生まれつき夜型だったはずのカレシがすんなり順応したのには驚いた。
へたをするとワタシがまだ寝ぼけているのに「おい、起きるぞぉ」とやられる。ま、朝の日を
浴びる生活は心身ともに健康的な感じがしていいね。

でも、あれから丸1年経ったんだという実感はあまりわかないな。秋口の大嵐の影響か外
壁のコーキングにひびが入って、冬の間に雨水がしみ込んで「床下浸水」するハプニング
(保証期間中だったので無償修理)もあったけど、何だかもうずうっと昔から今の暮らしをし
て来たような気がするから不思議。バンクーバーの旧居のことはほとんど思い出すこともな
いから、あの家での27年はいったい何だったのかという気がしないでもない。自分で設計
した「夢の家」だったはずだけど、もしかしたらあそこでの暮らしを楽しんでいなかったのかも
しれない。ベースメントにこもって仕事、仕事、仕事だったし・・・。

丸1年という感じがしないのは、それだけ新しい暮らしになじんだということだろうな。日常の
ちょっとしたことは半径徒歩3分の圏内でほぼ済んでしまうし、バンクーバーに出るのだって
交通の便はいいし、それでいてのんびりした「とかいなか」的な環境がいい。突拍子もなく始
めて、そのまま突き進んだ引越し作戦だったけど、この1年どこを見ても新居の条件を超え
るものは出なかったから、絶好のタイミングだったんだと思う。ワタシってほんとに運がいい
人間だと思う。ほんとに・・・。