リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

うろ覚えの記憶とGPSの知恵比べ?

2016年09月12日 | 日々の風の吹くまま
9月12日(月曜日)。今日も前項の観光日和。若夫婦との朝食が終わった頃にデイヴィッド
からの電話で、10時半にカレシママのホームで落ち合う手はずができて、4人で出発。ロー
ラがおばあちゃんに会うのは10年ぶりかな。トロントはやっぱり遠いね。ニックにとっては初
めて。この若さで日本でなら年収2千万超クラスの気のいい人なんだけど、何かADDっぽ
いところがあるから、カレシママはどんな印象を持つだろうな。

昼過ぎまで古い写真を見たり、昔話をしたり。テーブルの上には、ホームの映画ルームに
新しい椅子とカーペットとポップコーンマシンで懐かしい「映画館」の雰囲気を作ることになっ
たというお知らせがあって話題騒然。大手が経営するホームには入居者がホテルのレスト
ランのようなダイニングルームがあるし、図書室やビリヤードルームもある。家賃はけっこう
高いらしいけど、2食と家事サービス付きで、おまけにアメニティが充実していればそれなり
に妥当なのかもしれない。わいわいとにぎやかに過ごした後は帰り道のファミリーレストラン
でちょっと遅いランチ。その場でシーモア山に行ってみようということになって、高速道路を
ぶっ飛ばして、橋を渡ってノースショアへ。

ところが道を見過ごしたのかどうか、いくら行っても山への道路に行きつかない。おいおいと
苦笑していたら、スマホを見ていたローラが「行き過ぎ」と言うので、「遠来のお客に道を聞く
なんて」と笑いながら引き返したけど、あれ、何か下り坂の感じ。ニックが自分のスマホを見
て「方向が逆」。え、また?「キミはいっつも地図を読み違えるじゃん」とニック。「ちゃんとそう
表示してるんだってば」とローラ。カレシとワタシは(なぜか意見の合わない)2人のスマホの
喧嘩にげらげら笑いながら、何とかシーモア山州立公園の入り口を見つけて、上り坂をジグ
ザグと曲がって行って、やっとスキー場の駐車場に着いた。

シーモア山は標高1449メートル。高い山のないオンタリオから来たお客には快晴で遠くに
ポートマン橋を望むフレーザー川とメトロバンクーバーの眺望は最高のもてなしだったかも。
若い2人はさっそく自撮り棒で雪を被ったベーカー山を背景に記念写真。最後の夜は近所
のパブでビールを傾けながらの食事をして、親夫婦はマリルーのところへ。家族4人揃って
トロントへ帰る明日は早起きして、間に合うように空港へ送り出してあげなくちゃ・・・。