リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

こんな高校時代があったらなあ

2016年09月10日 | 日々の風の吹くまま
9月10日(土曜日)。天候は回復基調。きのうは1日中忙しかったけど最高に楽しかった。
昼前にお泊りの「お客さん」がやって来たので、角を曲がってすぐそこのパブでビールを飲
みながらランチ。午後はアラスカクルーズから戻って来た娘と婿さんとその家族と過ごす2
人を送り出して、カレシの同窓会へ。先に帰って来たら適当に飲んでいてねと言ってあるの
で、ビールを冷蔵庫に詰め込んで、チップスやナッツを用意しておいた。気心の知れた兄弟
姉妹だから「おもてなし」もいたってお気楽。

同窓会の会場は我が家から車で15分ほどのバーナビーの市営ゴルフ場のクラブハウス。
カレシは「Class of ‘61」と呼ばれる1961年度の卒業生。カナダでは何年何組というような
クラス分けはないので、ひとつの学年をまとめて卒業(予定)の年でくくる習慣がある。カレ
シの母校ブリタニア高校は今年で創立108年。(いずれ廃校にする計画が浮上している。)
高校は4年制だけど、1961年の卒業生には学区変更によるテンプルトン高校からの編入
組が混じっていて、その1人だったカレシには4年間一緒だった同窓生はいない。

卒業した約210人のうち今回の参加者は70人。ずっと付き合って来た人たちや、顔を思い
出したり、名札を見たりして「やあやあ」となる人たちがいる。みんな1943年生まれのはず
なのに、すごく老け込んだ人や70代に見えない人がいて、年齢を知らなければ15年くらい
年の開きのあるグループだと思ってしまいそうだけど、卒業から55年、それぞれに歩いて
来た人生が顔に現われているのかな。カレシは悪友だった人に「おい、娘を連れて来たん
か」とからかわれて、「5つしか違わないんだっ」。(カレシには年を取るほどに「年の差婚」っ
くなって来るのが悩み・・・。)

食事の後は同窓生の1人で地元では知られたミュージシャンのアル・フォアマンのトリオの
演奏でダンス。腰は大丈夫?という人もいたけど、みんな高校生の昔に戻って楽しそう。高
校のつながりで結婚した人がかなりいるのは、こんなダンスパーティで出会ってカップルに
なっていたと言うことだろうな。カレシまでが珍しく「踊ろうか」というので、踊るのは大好きな
ワタシもカレシと存分に踊りまくって汗びっしょり。しまいに2人にダンスを申し込まれる始末
で、窮屈でしかなかった高校時代を過ごしたワタシはカレシの高校時代をちょっぴり味わわ
せてもらった気分・・・。