3月8日(水曜日)。曇り。でも、夜遅くに止んだ雪はそのままどこかに退散したらしい。朝ご
はんが終わる頃には青空が広がって来て、デッキの雪がどんどん解けて行く。うれしいね。
気持がぐ~んと軽くなって、鼻歌のひとつも出てくるというもの。そんなときにカレシが「おい、
あれを見ろよ」。おや、5番アベニュー向こう側のマンションの大きな煙突の上に大きな鳥が
いて、世界を睥睨している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f5/a214a03f0025af48d4427815c31f2486.jpg)
うわっ、ハクトウワシ。アメリカの国章になっているあの頭の白い大鷲。体長1メートル前後、
翼を広げると2メートルくらいもある大きな鳥で、英語ではbald eagle(文字通り「ハゲワシ」)
だけど禿げてるわけじゃない。冬の間バンクーバーの北西スコーミッシュの海岸や川の辺り
に千羽以上集まるそうで、メートル単位で計るような大きな巣を作るとか。ずっと昔、同行通
訳でバンクーバー島に行ったときに魚釣りに連れて行かれたボートの上から小さな無人島
の大木に何羽も並んで止まっているのが見えたけど、すっくとした姿勢は威風堂々という言
葉がぴったりだったな。
今日はInternational Women’s Dayで、日本語では「国際婦人デー」。でも「婦人」って、何
かちょっと古めかしい感じがしないかなあ。どこにもしゃしゃり出たりしないお淑やかで控え
めな女性ってイメージが浮かぶけど、もう古いのかな。でも「国際女性デー」と変えてみても、
つまるところは男、女といった「性」だから違和感は拭えない。「国際男性デー」ってのもある
らしいけど、結局はどっちもただの「イベント」のレベルになっている感じがする。織姫じゃあ
るまいし、1年に1度だけメディアにわっしょいされてもねえ・・・。
最近は日本語の記事などでよく「女子力」というのを見かける。英語のgirl powerを直訳し
たものだということは直感的にわかるんだけど、どうも日本の女子に求められる「女子力」と
いうのは、北米やヨーロッパで女子たちが使う「girl power」とは反対の意味合いになってい
るらしい。試しにグーグルの画像を検索すると、キーワードを日本語の「女子力」にするか
英語の「girl power」にするかで受ける印象が正反対のイメージが出てくる。つまるところ、
「girl power」には「女だからと思ってなめんなよっ」とばかりに真っ向から男社会に対峙し
ようという感じだけど、「女子力」は日本の男社会が女性に求める「女らしさ」を正面に出す
ことで結局は男に媚びているような感じがする。ま、文化の違いと言ってしまえばそれまで
なんだけど・・・。
はんが終わる頃には青空が広がって来て、デッキの雪がどんどん解けて行く。うれしいね。
気持がぐ~んと軽くなって、鼻歌のひとつも出てくるというもの。そんなときにカレシが「おい、
あれを見ろよ」。おや、5番アベニュー向こう側のマンションの大きな煙突の上に大きな鳥が
いて、世界を睥睨している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f5/a214a03f0025af48d4427815c31f2486.jpg)
うわっ、ハクトウワシ。アメリカの国章になっているあの頭の白い大鷲。体長1メートル前後、
翼を広げると2メートルくらいもある大きな鳥で、英語ではbald eagle(文字通り「ハゲワシ」)
だけど禿げてるわけじゃない。冬の間バンクーバーの北西スコーミッシュの海岸や川の辺り
に千羽以上集まるそうで、メートル単位で計るような大きな巣を作るとか。ずっと昔、同行通
訳でバンクーバー島に行ったときに魚釣りに連れて行かれたボートの上から小さな無人島
の大木に何羽も並んで止まっているのが見えたけど、すっくとした姿勢は威風堂々という言
葉がぴったりだったな。
今日はInternational Women’s Dayで、日本語では「国際婦人デー」。でも「婦人」って、何
かちょっと古めかしい感じがしないかなあ。どこにもしゃしゃり出たりしないお淑やかで控え
めな女性ってイメージが浮かぶけど、もう古いのかな。でも「国際女性デー」と変えてみても、
つまるところは男、女といった「性」だから違和感は拭えない。「国際男性デー」ってのもある
らしいけど、結局はどっちもただの「イベント」のレベルになっている感じがする。織姫じゃあ
るまいし、1年に1度だけメディアにわっしょいされてもねえ・・・。
最近は日本語の記事などでよく「女子力」というのを見かける。英語のgirl powerを直訳し
たものだということは直感的にわかるんだけど、どうも日本の女子に求められる「女子力」と
いうのは、北米やヨーロッパで女子たちが使う「girl power」とは反対の意味合いになってい
るらしい。試しにグーグルの画像を検索すると、キーワードを日本語の「女子力」にするか
英語の「girl power」にするかで受ける印象が正反対のイメージが出てくる。つまるところ、
「girl power」には「女だからと思ってなめんなよっ」とばかりに真っ向から男社会に対峙し
ようという感じだけど、「女子力」は日本の男社会が女性に求める「女らしさ」を正面に出す
ことで結局は男に媚びているような感じがする。ま、文化の違いと言ってしまえばそれまで
なんだけど・・・。