リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

目が回りそうな目薬と目が丸くなるようなグルメきのこ

2024年10月14日 | 日々の風の吹くまま
10月12日(土曜日)。☀。目が覚めたら、カレシが早起きして、リビングのソファに寝っ転がってスマホをいじっている。早いねえと言ったら、「3週間後にはまた時計の針を変えるから、いまのままで不都合なしさ」とカレシ。あ、11月3日夏時間から冬(標準)時間に戻るんだった。夏時間こと「日照節約時間」を通年の標準時にするという話は何年も前からあって、BC州はすでに立法措置で整えているのに、アメリカ側の同じ時間帯の州(ワシントン、オレゴン、カリフォルニア)はまだ連邦議会の承認待ちなもので、まだ年2回の時差ぼけ騒動。そろそろいい加減何とかしてもらいたいんだけど、あちらの政治情勢はそれどころじゃないし・・・。

カレシが何だかサラダ熱に取りつかれているようで、きのう買い忘れた野菜があるということで、午後早々に処方薬を取りに行くワタシにくっついてスーパーへ。レモンとアヴォカドとピーマンとひよこ豆の缶詰を買って、ワタシは2本の目薬を受け取って、は、2日連続の買い物。月曜日が感謝祭で今日はその三連休の初日だからか、スーパーの棚が何となくスカスカしている感じだけど、必要品は揃ったからいいかな。もらってきた目薬は2本あって、手術の2日前(つまり水曜日)からA(抗生物質)とBを1日4回、手術後はAが1週間だけ1日4回ずつで、Bはまず2週間は1日4回、その後1週間は1日3回、さらに1週間は1日2回、次の1週間は1日1回という長丁場。それが順調に行ったら左目の手術の予定が決まるのかな。両方が済んだら新しい処方箋をもらって、遠くを見るための眼鏡とサングラスを作る予定。マイナス10Dの最強度近視がどれだけ改善されるか興味津々だけど、東京の大先生は60代で入れた眼内レンズが曇って来ているとおっしゃっていたなあ。白内障の手術は2度はできないんだって。まあ、70代後半なら一生ものだろうな。



FBを見ていたらきのこ屋のマットがバンクーバー菌類学協会の啓蒙イベントの様子を投稿していて、うは、きのこをどっさり並べて、たくさんの人に囲まれて忙しそう。きのうテキストしたときは「帰りに寄るね」としか言っていなかったので、こんなイベントで売っていたら、今が旬のマツタケが帰るまでに売り切れてしまうんじゃないかと心配になって、上等のが残っていればいいけどぉとテキストしたら、「大丈夫だよ」。ああ、よかった。イベントは午後5時までだそうだから、我が家に寄り道してくれるのは6時近いかな。安心して、午後はラップトップのファイルや写真を整理してデスクトップに移す作業。ちょっと見には簡単なんだけど、キーボードの配列が微妙に違うおかげで間違ってばかり。旅行の間1ヵ月間ずっとラップトップを使っていたせいで、指がそっちの方のキーに慣れてしまって自然に動くから困ってしまう。何よりも厄介なのは普段使っている削除キーがデスクトップではテンキーの一番下にあるけど、テンキーがないラップトップでは右隅のバックスペースキーの上で、デスクトップでは(テンキーの)右上隅はページアップとページダウンキーがあるもので、文字を消すつもりなのにいきなりページが上下してしまう。で、ラップトップのタッチスクリーンにも慣れてしまったせいで、ついデスクトップでも画面をなぞってしまうんだけど、もちろん何にも起きないので、あ、またやっちゃった。イライラしてくたびれるなあ・・・。

マットが「着いたよ」とテキストしてくれたのは6時10分前。さっそくおみやげの招き猫のマグネットとバスケットを掴んで降りて行って、玄関前でお久しぶりぃ。売り切れるかと思ってたと言ったら、「いつもよりたくさん持って行ったから大丈夫だった」。さっそくきのこの入ったバスケットを歩道に並べてもらって、カリフラワーきのこ(ハナビラタケ)、ヤマブキタケ、シャンテレル、アーモンドきのこ(ニセモリノカサ)と袋に詰めて行って、最後にお目当てのマツタケを傘の開いていない小さめのを選り出して袋いっぱい。カリフラワーきのこはなるほどカリフラワーに似ているし、アーモンドきのこはアガリクスの一種でヒメマツタケとも呼ばれるらしく、ほのかにアーモンド菓子のマジパンの匂いがする。うれしいなあ。月曜日は感謝祭だから、さっそくレシピを検索しまくってご馳走に花を添えなくちゃ。楽しみ、楽しみ・・・。


右側~マツタケ 中央~カリフラワーきのこ(上)、ヤマブキタケ(下) 左側~シャンテレル(上)、アーモンドきのこ(下)


長い旅の後はやることがたくさんありすぎて

2024年10月14日 | 日々の風の吹くまま
10月11日(金曜日)。🌥🌤。目が覚めたらほぼ6時。カレシが抜き足差し足で圧縮袋に入れたままだった自分の衣類を整理している様子。何でも5時過ぎには目が覚めて、眠れなかったので起きてしまったんだそうな。あ、そうとワタシはもうひと眠りして7時に起床。うっ、何か寒いなあ。でも、我が家のベッドは寝心地が良かったな。東京のホテルのベッドはコチコチに硬くて、2人とも毎朝起きると背中や腰が痛かったな。お気に入りのホテルだっただけに2人のがっかり度は高かった。まあ、コロナ時代を含めて6年も経っているわけだから、前と同じを期待する方が無理なんだろうけど、ベッドなどは消耗品に近いものだろうに・・・。


日の出前・・・

冷蔵庫がシーラが買っておいてくれた牛乳と卵以外は何にも野菜の類がないので、まずは2人でスーパーへ。せっかく航海中に回復しつつあったたワタシの右肩はスーツケースを引っ張っているうちにまた痛むようになったので、悪化させないためにもカレシが一緒に買い物に来てトロリーを引っ張ってくれると大助かり。カレシがメインのサラダを作るというので、剥きエビを300グラム買って、残りを使うためにジャンバラヤライスのキットも買って、カレシはサラダ用の野菜をどっさり、ワタシはアップルソース用のりんごや万能ねぎやアスパラガスなどを買って来て、冷蔵庫がいっぱいになっておうち食堂の再開の準備が完了。(ついでに冷蔵庫のドアも新しいマグネットが5個加わって満艦飾の観・・・。)


右側が太平洋地域で左側が大西洋地域

フリーザーのドアにも・・・

留守中に来た郵便物(チラシの類はシーラが処分)を整理していて、フレーザー保健局からと眼科からの封筒を見つけて開けてみたら、保健局のは来週の白内障の手術に関する指示で、眼科からは手術の前後に使用する目薬の処方箋と手順の説明と指示。目薬は手術の2日前から使用開始と言うことなので、午後にまたスーパーの薬局に処方箋を持って行って、ついでに角の銀行のビルにある選挙委員会のオフィスに寄って、州選挙の投票日が手術の翌日なのでと、郵便投票のパッケージを請求。年配のおばちゃんが有権者票を見ながら生年月日を確認して、投票用紙を印刷して、それを隠すスリーブAと投票者が投票用紙を封印してサインをする封筒Bと郵送用の封筒Cをまとめて封筒に入れて、もう一度同じ手順を繰り返して2人分のパッケージを作ってくれた。その間、次々と人が入って来て、事前投票の担当者の質問に答えて宣誓して投票していたけど、けっこう若い人が多かったのには感心。

今日のやることリストが一応片付いたので、後はオフィスに陣取ってクレジットカードの支払いなどの事務処理。ホテルなどの公共の場のWiFiは安全ではないので、銀行のサイトだけはオフリミットにしていて、口座の数字を見るのは1ヵ月ぶり。当座預金やクレジットカードには不審なチャージが何もなかったのでひと安心。日常の家計費以外に使っている(ワタシ名義の)クレジットカードの期限が2日後なので、だいたい同じ期限のアメリカドルのカードと併せてささっと支払いを済ませて、下の方に出て来る投資口座の方へスクロールしたら、うはぁ~っ。何だ、これ。わずか1ヵ月の間にすごい増え方。まあ、ダウ平均が高値更新とメディアが騒いでいたから上がっているという期待はあったけど、それをはるかに超える上がりっぷり。ワタシの老後の虎の子なんか、個人年金の引き出しを始めた時点の残高よりずっと多くなってるじゃないの。子供がいないワタシはビル・パーキンスの『Die With Zero』に感化されて、せっせと楽しいこと、幸せを感じることに使ってがんばっているんだけど、ポートフォリオマネジャーのトニーががんばってくれちゃうと、ゼロに向かって減るどころか増えてしまうじゃないの。やれやれ、良きにつけ悪しきにつけ、お金ってのはなかなかひと筋縄では行かないものなんだな。はあ・・・。


旅の終わり~1日のうちにきのうと今日がある日

2024年10月14日 | 日々の風の吹くまま
10月10日(木曜日)。☁(東京)。あぁ~あ、とうとう帰る日が来ちゃった。家を出たのが9月11日だったから、もう丸々1ヵ月。長かったのか、短かったのか。これだけ長いこと日常を離れていたのは新婚以来かな。私たちの年になると、たぶんちょっと長かったかもしれない。最後のスターバックスの朝ご飯を食べて、最後の荷物の点検。友だちから(どれも平べったい)記念品をもらっちゃって、アラスカや北海道、東北、東京で買ったおみやげもあって、全部詰められるかどう心配したけど、小さい方のワタシのスーツケースを拡張して、何とかめでたく完結。帰国便にチェックインして、搭乗券をメモリスティックにコピーして(ホテルではやってくれないので)1階のセブンイレブンで印刷。料金は100円。これで準備完了。

それにしても、コロナ前に2回連泊して気に入っていたこのホテル、いつの間にかかなり質が低下したという気がするな。まず、チェックインの時に宿泊料の全額前払いを要求されたし、部屋の設備は旧式化していたし、ロビーにあったバーが日中だけのカフェになっていたし、ダイニングルームは料金を部屋に付けさせてくれなかったし、19階にあったちょっといい和食レストランは騒々しいイベントまがいのスシと鉄板焼きレストランと入れ替わっていたし、その奥に新しくできたバーは無知も甚だしい若いお兄ちゃんが取り仕切っていたし、ロビーには(中国人を含む)外国人観光客が溢れていたし(私たちもその2人ではあるんだけど)。

チェックアウトは11時で、20階のフロントに降りて、ランドリーサービスの6640円を現金で払って、カードキーを返却(このあたりはアメリカやヨーロッパとは違うな。)ホテルの正面玄関がある1階に降りてからウーバーコールして、無事に妹宅に到着。義弟が作ってくれた北海道ラーメンは絶妙な味でおいしかった。午後いっぱいはたっぷりおしゃべりをして、そろそろと言う時間にウーバーを呼ぼうとしたら「クレジットカード拒否」。ええ?と思いつつ現金払いにしようとしたら「現金払いは不可」。何だ、これ。何度やっても同じで、要するに「ノー」ってことじゃないの。すったもんだの末に義弟が車で駅まで連れて行って(個人)タクシーを捕まえてくれたので助かったけど、羽田に近くなって今度は大渋滞。それでも早めに出たので余裕でターミナルに着いて、荷物を預けて、セキュリティを通って、ラウンジ入って軽食。



離陸は午後9時55分の定刻だったけど、搭乗の際に(搭乗券だけでいいはずなのに)ワタシの後ろにいたカレシ「だけ」止められてパスポートを見せろと来た。何だ、これ。最後の最後に「ん?」なハプニングが続いたけど、これも異国の旅の空ならではのこと・・・。








10月10日(木曜日)。⛅🌤(バンクーバー)。飛行中は無料のWiFiがあったし、半分はシートをフラットにして寝ていたので、それほど疲れた感じもなく、午後2時5分、バンクーバー国際空港に着陸。客室乗務員のねちっこいくらいの慇懃さに少々閉口していたせいか、飛行機を降りたとたんに我が家に帰って来たっという安堵感が湧いて来て、やっぱり日本は遊びに行くところで、ワタシの居場所はカナダなんだと実感。到着が40分も早かったんだけど、(飛行中にSIMカードを入れ替えておいたので)Blacklaneから「迎えの車が待っている」というメールが来て、ドライバーからも「到着ロビーで待っています」というテキスト。(Blacklaneはフライトの到着情報をモニターしている。)日本人のドライバー氏とおしゃべりをしながら、無事に我が家に到着。これで1ヵ月に及んだバケーションもジ・エンド。シーラがキーを返しに来て、紅茶を入れておしゃべり。食べ疲れの晩ご飯はオムレツとブリオシュのトーストで済ませて、とりあえず スーツケースの中身を全部出して、後はあした・・・。