リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

土砂降りの雨雲が去って目の前に開けたのは

2024年10月23日 | 日々の風の吹くまま
10月21日(月曜日)。⛅🌤。少し遅めだけど、朝ご飯に間に合って起きて、やっと我が家の普通の「鳥の餌」メニュー。じゃぶじゃぶと雨を降らし続けた大気の川(パイナップル特急)もやっと通り過ぎたようで、今日は朝から青空らしい色がちらほら。一番ひどかったコクィトラム市では72時間の雨量が256ミリ。バンクーバー市のダウンタウンでも175ミリ。背景に高い山があるために普段から雨が多いウェストバンクーバー市では土曜日1日の雨量が134.5ミリと、過去の記録34ミリをほぼ4倍増して新記録を樹立。雨が過ぎた今日もあちこちでマンホールから溢れた下水で道路が通行止めになっているらしい。いやはや、バンクーバー圏に住みついて約50年になるけど、ほんっとに前代未聞の豪雨だった。

雨が去ったので、今日は午前中に買い物を済ませようとカレシと連れ立ってスーパーへ。週明けの月曜日はまだ商品が入荷していなかったりして、空っぽの棚がかなりあるけど、今日は週末の豪雨も手伝ってか、いつもより品薄と言う感じ。それでも牛乳や卵、ティッシュなど買い物メモに書き留めてあった必要品は揃ったので問題なし。薬局でカレシの処方薬スタチン剤を注文し、そばの回転棚に下がっている老眼鏡をあれこれ試してみて、レンズが少し大きめの+2.5のをゲット。今までの眼鏡をかけると右目がぼやけて見えないので、やむなくお役御免にしたんだけど、裸眼では左は目の前15センチから先が判読不能。でも、長いことコンタクトレンズをモノビジョンに設定していたので、ワタシの脳みそは左右の見え方が違うのに慣れているから、あっさり「利き目」を右目に切り替えて、本来の利き目の左を遠近感覚(と黄色っぽいもや)を添える脇役に格下げ。左目の手術が済んだらそのときに老眼鏡を処方してもらうので、とりあえず右目専用に安い眼鏡で済ませておこうという算段。

午後になって本格的に青空。右目で見るとあまりにも清々しく透き通っているのに感激。雲の色のコントラストのまた感激。ルーフデッキに出て、バルコニーに出て、目の前に広がる景色を見渡してまたまた感激。我が家からの眺望がこれほど新鮮に見えたことはないと思うくらいで、引っ越して来て9年で初めて見るような気がするのは青空のせいだけではなさそう。まったくもって、それとは気づかないうちにじわじわと進行して視界をくもらせ、人生観にも影響を及ぼしかねない白内障はほんっとにたちが悪いとしか言いようがないな。加齢現象だとわかっているから、ああそうですかと受け入れてはいたけど、こうして手術の「前」と「後」の違いを文字通り目の当たりにしてしまったら、何でもっと早くやってくれなかったんだと文句のひとつも言いたくなる。ほんとに・・・。

そんなわけで、午後いっぱい、カメラを持ってうろうろしては、写真を撮りまくり。撮った写真がこれまでと違っているわけがないんだけど、ワタシの目には大違い。白い雲は白く明るく、黒い雲は腹黒い黒さで、灰色の雲は白くなりたいのか黒くなりたいのか決めかねているような灰色。青空は澄んだ青で、その下の秋の紅葉・黄葉も鮮やかで、夕暮れが迫って来るとバラ色に染まり始めて、冬の夕焼けはどんな色かなとわくわくして来る。視界が開けるとはまさにこのことで、何とも言えないシアワセな気分・・・。



雨上がり




雨上がりの雲たち



夕暮れ時が近づいて来て・・・

月の出。「未確認飛行物体」がフォトボム(ヘリコプターかも)



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