リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

五里霧中の空間で物思うとか・・・

2024年12月07日 | 日々の風の吹くまま
12月5日(木曜日)。☀/🌫⛅☁。こむら返りで目が覚めて、びっこを引きながら歩き回って解しているうちに、遠くに朝の光が広がって来たけど、まだ霧の中の眼下は夜のままで、昼と夜の狭間を見ているような感覚。ワタシが一番好きなM.C.エッシャーの作品『三つの世界』を思わせないでもないな。眺めているうちに、7年前にも同じ霧の風景があったのを思い出した。心筋梗塞で緊急入院したカレシがバイパス手術を受けて3日目の朝・・・。


午前7時17分

2017年12月7日午前7時27分

冬至まであと2週間ほどになって、公式の日の出の時刻は午前7時52分だけど、我が家は周囲を高い山に囲まれているので、実際に朝日が顔を出すのは日の出の方角の山までの距離によって10分から20分後になって、山が遠くにある今は午前8時をちょっと過ぎた頃。川向こうで霧が厚ければもっと遅くなることもある。


午前8時2分

我が家にいてホテルに仮住まいしているような生活もほぼ1週間。コンクリートの床がむき出しのがらんとしたダイニング/リビングに出て来ると、遮るもののない大きな窓いっぱいに朝日がまぶしい。引っ越して来て初めての霧の季節に見た世界は衝撃的だったな。夢中になって写真を撮りまくっていて、今アーカイブをのぞくと毎年、毎年今の時期にすごい数の「霧の風景」。昼前には霧の塊がふわふわと北の方へ流れて行くのが見えて、これまた一味違った風景。午後になって濃霧注意報が解除になり、今度は明日の夜から週末にかけて大雨の予報。東部は五大湖地方を中心にどか雪だそうだから、それに比べたら何てことはないけど、落ち着かない天気だな。・・・。


南極の氷原かと思った・・・(2015年)


霧が晴れて来て・・・

霧が薄くなった午後、真っ赤な小型飛行機が繰り返し川沿いに低空飛行。カナダ運輸省のサーベイランス機で、沿海や河口地域のクジラの群れの動向や油の流出などの海洋汚染の有無、航行する船舶の様子をチェックするために、埠頭や産業施設があるフレーザー川の上をよく飛んでいるのが見える。今日の飛行はもしかしたらカリフォルニア州とオレゴン州の沿岸地域に出された津波警報と関係があるのかな。何十年ぶりかの大きな地震だそうで、地震活動が活発化するかもしれないようなことを言っているけど、カリフォルニアでは長年の干ばつの後で干上がっていた湖が復活するくらいの豪雨が続jいたりして、地球は生きているんだと言えばそれまでだけど、どうなるのかなあ・・・。