9月16日(月曜日)。☁⛅☁⛅。何となく目が覚めたのが7時40分で、とっくにスカグウェイに着いていて、外を見たら、あら、またもやOvation of the Seasが目の前に。今月釧路に入港するクルーズ船の中には入っていないので、一緒に太平洋横断ということはなさそうだし、きのうジュノーにいたSeven Seas Explorerも一緒もしかしたらまだアラスカシーズンが終わっていないのかな。
スカグウェイはアメリカのワシントン州からカナダ西岸に沿って延々1600キロ続く(瀬戸内海のような)海のハイウェイ「インサイドパッセージ」の北の終点(あるいは出発点)で、内陸の鉱山地帯に通じる鉄道の起点でもある人口1200人ほどの集落。朝食の後でひとりカメラを持ってプールデッキに上がって見たら、周りに険しい山がそそり立っていて、そこここに氷河が見える。部屋に戻ってカレシに船を降りてみるかどうか聞いたら「街に出てみたいな」。でも、船からはテンダー(補給船)で岸まで行くらしいので、ツアーのデスクでテンダーの運行予定を聞きに行くことにしたけど、4階デッキまで降りて行く途中で「ストリートカーで市内観光」ツアーに空きがあったらそれに乗ろうかと言うことになって、たまたま空きがあったのであっさり自主行動よりも楽なツアーに決まり。ツアーは陸で1時15分スタートで、12時45分かそれ以上前のテンダーに乗るようにとのことで、今日はランチを端折って、その代わりバトラーのラヴィニアが毎朝持って来てくれるトリュフ味のカシューナッツをおやつに持参。
普段は補給船で緊急時には救命ボートになるテンダーは、接岸できない寄港地では客の足にもなる便利な存在。スカグウェイでは船からテンダーの船着き場まではせいぜい5分で、そこから標識を持った係の案内に従って、ツアーの出発点に行ってみたら、おととい乗ったスクールバスみたいな古ぼけたバスが待っていて、ええ?あのぅ、street carってのは市街電車のことのはずだけど・・・いえいえ、スカグウェイでは1927年型のバス。昔ハーディング大統領が訪れたときに、派手な色に塗ったトラックを「ストリート・カー」と銘打って走らせたのが始まりで、その後公共交通機関となって、道路(ストリート)を走る乗用車(カー)なのでストリートカー。つまり、初めからガソリンエンジンの乗用車だったわけ。開拓時代の服装のガイドが運転して、クロンダイクのゴールドラッシュ時代の建物が並ぶ中心街からのどかな住宅地を走り抜け、町を見下ろす展望台に行き、ゴールドラッシュ時代のカラフルな人物が埋葬されているゴールドラッシュ墓地で開拓時代そのものの逸話を聞いての1時間半。最後にガイドさんが「世界のあちこちでオーバーツーリズムが問題になっていますが、スカグウェイではみなさんのような観光客のおかげで街並みや景観を守れていることを理解して感謝しています。今日はありがとうございました」と深々とおじぎ。なるほど、住宅街ではストリートカーに手を振る人たちがいたなあ・・・。
スカグウェイのストリートカーはバス
人口1200人の町に大きなクルーズ船が3隻
太陽にきらめく氷河
ゴールドラッシュ時代の墓地
津波の際の避難ルートの標識
スモールボート・ハーバーに巨大な船
出港は午後4時。次の寄港地シトカに向かって夜の間に北上して来たインサイドパッセージを南下。夕食はどこにしようかなんて考えながらだらだらと過ごしていたら、ベランダの外に海からそそり立つ山と流れ落ちる滝(川?)と後ろに散在する氷河。風が冷たいので、出たり入ったりしながら1時間も見とれまくりの写真を撮りまくり。よく考えたら、インサイドパッセージはフィヨルドなんだ。ニュージーランドの南島のフィヨルドもすばらしかったけど、アラスカのフィヨルドはもっと荒々しくて野性的。いつか北欧のフィヨルドをもに行きたいな。
お先にぃ~
スカグウェイはアメリカのワシントン州からカナダ西岸に沿って延々1600キロ続く(瀬戸内海のような)海のハイウェイ「インサイドパッセージ」の北の終点(あるいは出発点)で、内陸の鉱山地帯に通じる鉄道の起点でもある人口1200人ほどの集落。朝食の後でひとりカメラを持ってプールデッキに上がって見たら、周りに険しい山がそそり立っていて、そこここに氷河が見える。部屋に戻ってカレシに船を降りてみるかどうか聞いたら「街に出てみたいな」。でも、船からはテンダー(補給船)で岸まで行くらしいので、ツアーのデスクでテンダーの運行予定を聞きに行くことにしたけど、4階デッキまで降りて行く途中で「ストリートカーで市内観光」ツアーに空きがあったらそれに乗ろうかと言うことになって、たまたま空きがあったのであっさり自主行動よりも楽なツアーに決まり。ツアーは陸で1時15分スタートで、12時45分かそれ以上前のテンダーに乗るようにとのことで、今日はランチを端折って、その代わりバトラーのラヴィニアが毎朝持って来てくれるトリュフ味のカシューナッツをおやつに持参。
普段は補給船で緊急時には救命ボートになるテンダーは、接岸できない寄港地では客の足にもなる便利な存在。スカグウェイでは船からテンダーの船着き場まではせいぜい5分で、そこから標識を持った係の案内に従って、ツアーの出発点に行ってみたら、おととい乗ったスクールバスみたいな古ぼけたバスが待っていて、ええ?あのぅ、street carってのは市街電車のことのはずだけど・・・いえいえ、スカグウェイでは1927年型のバス。昔ハーディング大統領が訪れたときに、派手な色に塗ったトラックを「ストリート・カー」と銘打って走らせたのが始まりで、その後公共交通機関となって、道路(ストリート)を走る乗用車(カー)なのでストリートカー。つまり、初めからガソリンエンジンの乗用車だったわけ。開拓時代の服装のガイドが運転して、クロンダイクのゴールドラッシュ時代の建物が並ぶ中心街からのどかな住宅地を走り抜け、町を見下ろす展望台に行き、ゴールドラッシュ時代のカラフルな人物が埋葬されているゴールドラッシュ墓地で開拓時代そのものの逸話を聞いての1時間半。最後にガイドさんが「世界のあちこちでオーバーツーリズムが問題になっていますが、スカグウェイではみなさんのような観光客のおかげで街並みや景観を守れていることを理解して感謝しています。今日はありがとうございました」と深々とおじぎ。なるほど、住宅街ではストリートカーに手を振る人たちがいたなあ・・・。
スカグウェイのストリートカーはバス
人口1200人の町に大きなクルーズ船が3隻
太陽にきらめく氷河
ゴールドラッシュ時代の墓地
津波の際の避難ルートの標識
スモールボート・ハーバーに巨大な船
出港は午後4時。次の寄港地シトカに向かって夜の間に北上して来たインサイドパッセージを南下。夕食はどこにしようかなんて考えながらだらだらと過ごしていたら、ベランダの外に海からそそり立つ山と流れ落ちる滝(川?)と後ろに散在する氷河。風が冷たいので、出たり入ったりしながら1時間も見とれまくりの写真を撮りまくり。よく考えたら、インサイドパッセージはフィヨルドなんだ。ニュージーランドの南島のフィヨルドもすばらしかったけど、アラスカのフィヨルドはもっと荒々しくて野性的。いつか北欧のフィヨルドをもに行きたいな。
お先にぃ~
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