リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

タイパも倍速も通用しないものだってある

2023年01月08日 | 日々の風の吹くまま
1月7日(土曜日)。🌧☁🌧。バリバリ仕事をしたせいか、ぐっすり眠れたけど、起きたら肩が凝っている感じ。現役の頃はこれしきの仕事で肩凝りなんてしなかったけど、ま、あの頃はまだ40代だったから、やっぱり若かったんだなあ(というよりは、あれから年を取ったというべきか)。朝ご飯を食べたら、さっそく仕事。カレシの最初のレッスンが終わったところでウォーキング。しょぼしょぼと雨が降っていて、眼鏡に雨粒がついてしまうから困る。コンタクトレンズではそんなことなかったのに(ってあたりまえだけど)。眼鏡用のワイパーがあればいいのにな。でも、目の前をシャカシャカとやられたらストレスになりそうだな。それに、何か滑稽に見えそうだし・・・。

ウォーキングから帰って来たら、ランチの番。新年の最初の土曜日と言うことで、断続的断食を再開。ただし、毒レタスとしゃっくりの騒動があってから、2人とも体重と体調を取り戻すまでのつもりで晩ご飯だけをスキップする「セミ断食」にしていて、クリスマスの前後からは、揃って風邪を引いたせいもあって、断食は「休止」。というこで、とりあえずセミ断食モードで再開して、体調を考えながら来月までにはランチもスキップしてフル断食に戻ることにした。フルモードに戻れば、ランチと晩ご飯に関わる時間が宙に浮くので、カレシもワタシも集中してやれることが増えるというおまけつき。日本では「タイパ」という新語が登場して、時間効率を上げるために動画なんかを倍のスピードで観たりするそうで、そうやって効率を追求した結果、生産性が上がってゆとりができたのかなと思ったら、ますます忙しくなってゆとりがなくなっているという記事があったな。その調子で人生も倍速で効率的に生きようなんてことになるのかな。誰にも1日は24時間ずつしかないんだけど、倍速にして1日48時間分生きてしまったら、「人生50年」てことになってしまわないのか・・・。

餃子入りラーメンでランチをしたら、腕まくりをして仕事、仕事。翻訳ってけっこう精神的、頭脳的な手間がかかるから、どこまで「タイパ」とやらを追求できるのかな。倍速でやるなんて初めっから無理。まあ、機械翻訳という手もあるけど、いくら精度が上がったと言っても、まだまだ所詮はキカイ。でも、EUにはいくつもの公用言語があるから、公文書をいちいち翻訳している暇の予算もないだろうな。そっか、この原稿の英語もそうやって機械をくぐり抜けて来たのかもしれない。のっけから文章としての流れが悪くて、数珠つなぎになった小石を箱に詰めたような感じ。もしかしたらGoogle翻訳を使って英語訳したものだったりしてね。機械翻訳については、フリーランスになった30年前にすでに生身の翻訳者はいずれキカイに取って代わられる運命にあると(若い世代に)言われていたもんだけど、だったら何で今さらこうして腕まくりして、肩を凝らせているんだろう。つまり、翻訳に関する限りは、人間がやらなければならないこと、人間でなければできないことがまだいっぱいあるってことなんだよね。

午後いっぱいガシガシと仕事をして、ちょうど区切りが良さそうなところで手を止めて、午後3時前にDropBoxにアップロードして、翻訳担当者にお知らせメール。残るはあと22ページ。その気になって集中したら1日、そうでなければ2日かな。現役時代と同じように自分流のペースでやるのがワタシには一番効率的なんであって、タイパも倍速も異次元の話。昔取った何とかと言うし・・・。



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