リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

効率的な乗り継ぎを追求するのは楽しい

2016年04月15日 | 日々の風の吹くまま
曇り。雨は1週間ほどお預けの予報。上の方の谷間に残った雪が縞々に見えていた手前
の山並みもほぼ稜線まで雪が消えた。最高気温も確実に2ケタ台だけど、風はまだ冷たい。
今日は化粧品を買いにバーナビーのメトロタウンまでひとっ走り。ニューウェストはいなか町
だからクリニークのカウンターがあるようなデパートはない。ま、かねてからスカイトレインと
バスの乗り継ぎを試したかったので、絶好のチャンス。

ニューウェストミンスター駅まで歩いて20分弱で、電車でメトロタウン駅まで11分。バスの
時刻表によると、平日の朝はすぐ下のバス停からメトロタウン駅のバスターミナルまで43分。
行きは下り坂を駅まで歩いて電車に乗る方が効率的かな。9時半に出て10時過ぎにメトロ
タウンのモールに到着。州内最大のモールだから、駅から反対のどん詰まりにあるベイま
では歩いてたっぷり10分。1階に下りて、クリニークのカウンターで必要な化粧品を買って、
今度はスカイトレインの駅の下にあるバスターミナルまでまたてくてく10分。

ちょうど来たニューウェスト駅行きのバスに乗って、10時27分発車。ラッシュ時を過ぎてい
るせいか我が家に一番近いバス停まで35分で、行きの徒歩+電車の時間とそんなに違わ
ない。ハイゲート地区を過ぎたところでキングスウェイからエドモンズに右折、さらにグリフィ
スに左折してエドモンズ駅のバスターミナル。ふむ、電車ならメトロタウン駅からエドモンズ
駅までは5分だけど、バスはすでに25分を経過。駅を出てからの窓の外の風景に見覚え
があると思ったら、あら、元のキングスウェイの交差点。なぁんだ、ぐるっとループを描いた
だけだったのか。

バスはそのままエドモンズを走り続けて、カナダウェイも通り越して、6番ストリートで右折。
市境の10番アベニューを渡れば6番アベニューのバス停まではすぐ。メトロタウンから電車
でエドモンズ駅までは5分、そこで10分おきに来るバスに乗り換えれば15分だから、合計
20分で済むわけで、メトロタウンからバスに乗るとエドモンズ駅にループする余分な時間が
かかるということか。ま、こういうことは実際に乗ってみないとわからないし、試してみるのも
楽しい。鉄道マニアがJRの時刻表を研究して究極の効率的乗り継ぎを追求するのもこんな
楽しみがたまらないのかな。たしかに、乗り物の時刻表には何となくロマンみたいなものが
あるような・・・。

もしかしたら幸福の遺伝子のせい?

2016年04月14日 | 日々の風の吹くまま
空気は少々冷たいけど明るい天気。カレシが英語教室に出かけた後、まずは床の掃除。日
が入ると新旧のフローリングの光沢がかなり違って見える。まあ、既存のは3年近く人が歩
いていたんだし、新しいのは3年近く保管場所に積み上げられて埃をかぶっていたんだから
しょうがない。新しいのをモップでごしごし磨くと、こびり付いている汚れが残ってまだらな光
沢になる。ラミネート専用の洗剤があるらしいから、さっそく探してこなくちゃ。

掃除が終わったら、息をつく暇もなく洗濯機を回して、カレシが帰って来る時間を見計らって
ランチのしたく。ランチが終わったらすぐに長い買い物をリストを持って2人でSave-On-
Foodsへ。朝食用のシリアルにナッツ類、燕麦のふすまに小麦の胚芽。冷蔵庫には豆腐や
生しいたけがあることだし、最近出て来た地元ブランドの薄切り牛肉パックで、今日は「牛肉
のすき焼き風煮込み」と行こうか。何しろ、きのう帰って来たら飛び込んで来ていた仕事の
納期が急に早まって今日の午後11時。夕食後はねじり鉢巻体制(って家事をする暇にやっ
ておけば午後に早々と終わっていたはずだけど・・・)。

職場というところにはほんとに生きにくいところだと思ってしまうくらいにセクハラ、パワハラ
が満載で、こっちはちゃかちゃかとキーを叩きながらハラハラ。みんな高給取りのいい大人
のはずなのに小学校のいじめかと思うような話が多くて、どうしてここはこういう人間関係の
問題が多いのかと呆れるけど、心理学の研究にはもってこいだろうな。登場人物ごとの視
点から見たら人数分の芝居が書けるかもしれない。でも、小町横町で交わされる愚痴や悩
みと重ねてみると、職場環境(というか、社会全体の人間関係)が鬱々なのはわりと普通な
のかとも思う。

今オンタリオ州の僻地にある小さな先住民のコミュニティで自殺が急増して緊急事態になっ
ている。先住民やイヌイットの自殺率が極端に高いのは劣悪な生活環境や未来が見えない
ことが要因であることは否めないけと、遺伝的にモンゴロイドであることも関係しているので
はないかと思う。俗に「幸福の遺伝子」と呼ばれる5-HTT遺伝子を双方の親から短いバー
ジョンを受け継ぐとネガティブでうつっぽい気質になりやすいという話で、日本人を含むモン
ゴロイド系にはこの短いタイプが多いとか。今どきは社会を責めるばかりで誰も敢えて人種
的要素には目を向けたがらないけど、あんがいあり得ることかも・・・。

出かけたら事件に出くわしてばかり

2016年04月13日 | 日々の風の吹くまま
うはっ、朝日がまぶしい。水曜日の朝は曇り空という予報を信じて、ブラインドの隙間にスク
リーンを入れないで寝たのが間違いのもと。メトロバンクーバーの天気予報ほど当たらない
ものはない。きのうの天気の変わり方はすごかった。暗黒星雲みたいな塊が風に乗って来
たかと思うと、しゃぁっと通り雨。あれっ?と思っているうちに青空がちらちら。日が暮れてみ
た北東方向の山の上で稲妻がピカッ。そのうちに南東側でもピカッ。音は聞こえない。高い
ところから眺める遠くの稲妻って何だかホラー映画のシーンみたい・・・。

そのまま起きて朝食を済ませたらまだ8時前。早起きは三文の得というから、きのうほぼ終
わらせた仕事の仕上げをして、しっかりスペルをチェックして、完成したファイルを圧縮して
納品。それでもまだ午前9時を過ぎたばかりで、早起きの得のし過ぎ。仕事が終わってだら
だらしているうちに早めのランチの時間になって、終わった頃にアミエルが来てまずはカビ
取り。黒カビは運よく石膏ボードの中までは侵略していなかったようで、薬剤をスプレーして
拭いたら灰色のしみを残してきれいになった。シーラントをスプレーして、寸法に切った下塗
り済みの幅木を取り付けて、後はペンキを塗るだけ。99.9%というところか・・・。

今日はArts Clubの『The Valley』のオープニングなので、早めに夕食をして、余裕たっぷ
りに出発。いつも渋滞するキングスウェイを避けて北側のカナダウェイに回ってすいすいと
進んだけど、キングスウェイに合流してバンクーバー市内に入ったとたんにのろのろ運転。
少し先(元々治安の良くないところ)で「警察事件」があって渋滞中とのことだったので、左折
して南から回ることにしたのはいいけど、今度はガソリンのゲージがチカチカ。バンクーバー
市内ではガソリンスタンドが激減しているので、やっと通りかかったところで給油。それでも
何とか間に合ってグランヴィルアイランドに辿り着いて、運よく無料の駐車スペースを見つ
けて、ほっ・・・。

帰りはブロードウェイとキングスウェイの交差点あたりで車の中がきな臭くなって来て、車の
故障かと思ったら火事現場の近くを通過中で、空が白っぽく煙っていた。やれやれ、今日は
やたらと事件に出くわす日だな。バーナビーとニューウェストミンスターの境界の交差点が
見えて来たところで、あらら、道路脇にライトを点滅させたパトカー3台と人だかり。何なんだ、
もう・・・。

やる気を出すと忙しくてタイヘン

2016年04月12日 | 日々の風の吹くまま
小雨模様で寒々とした朝。普通の時間に起きて、普通にダイニング/リビングに出たカレシ
が「見慣れた部屋の風景はいいもんだな」。本棚も食器棚もまだ半分空っぽのままだけど、
朝のルーティーンに必要なものはみんな「いつものところ」にあるもんね。いつものようにカ
レシがテーブルに食器、シリアルやミルクを並べて、オレンジジュースを注いで、トースター
にパンをセットして、いつものように向かい合って座って、いつもの朝食。電気ポットのお湯
が沸いたら、いつものようにワタシが立って行ってコーヒーポットに入れてテーブルに置き、
トーストが焼けたら、いつものように小さなバスケットに入れてテーブルに持って来る。ほん
とに「いつもの通り」って最高・・・。

カレシが英語教室に出かけた後は、まずは床のマスキングテープを慎重に剥がして、新し
いフローリングの掃除。長いこと保管されていたせいか、ビニールで包装されていたのにす
ごく汚れている。洗うわけにはいかないので、ぎゅっと絞ったスポンジで擦ってみたけど、す
ぐに真っ黒になる。四つん這いでごしごしやっているうちに膝が痛くなって来た。しばらくは
毎日モップで磨かないとダメかなぁ。タイヘンだぁ、こりゃ。ドアにノックがあって、アミエルが
点検に来たので、元のアンダーレイの敷き方がいい加減で何ヵ所かコンクリートが露出して
いたことや、水の浸入口になっていた角は外した幅木の裏に黒かびが発生してことを説明。
カビ取りと幅木の寸法取りは明日に予定・・・。

床磨きは膝にきついのでギブアップして、スペアの寝室の床一面に積み上げてあった本を
本棚に戻す作業。どれも大きくて重いので、持ち上げるたびに親指の関節が悲鳴を上げる。
1回に運べるのは4、5冊がせいぜいだから、300冊以上ある本をキッチンの後ろ側の寝
室からキッチンのカウンターを回って、リビングの奥の本棚まで運んで並べるのはエライ重
労働。何度も何度もえっちらおっちらと往復して、結局は革装丁の本だけでおしまいにした。
これでも140冊近くは運んだけど、カレシが帰って来たので、今日の仕事は終わり・・・。

こういうときに限ってなぜか仕事が飛び込んで来るから、夜は遠くの山の上を突っ走るみご
とな稲妻をモニターの向こうに眺めながら、きのうの夜に入って来た仕事。期限は明日の午
後。アミエルが来る前に片付けておかなくちゃ。明日の夜はまた芝居だし、やれやれ忙しい
こっちゃ。

雨漏りの保証修理は99%完了

2016年04月11日 | 日々の風の吹くまま
本格的に曇り。ゆうべは再来週のカリフォルニアワインフェア関連のArts Clubの寄付集め
のディナーに電車とバスを乗り継いで出かけて、一緒のテーブルで意気投合した元ニュー
ウェスターのクリスとキャサリンの車に便乗して帰って来たのが午後10時。何をするにも中
途半端な時間なもので、うろうろしているうちに2人とも「もう寝よう」ということになって、午後
11時そこそこに寝てしまったもので、7時前には目が覚めて、そのまま起きてしまった。今
日はフローリングを張る日なので、ささっと朝食を済ませて、週末だけ元に戻していた食器
やグラス類、テレビを移動して、いつでもどうぞ・・・。

8時半過ぎに来たライアン君、雨がしょぼつき気味だったので、電動丸のこをバルコニーに
置いて、内側の端から作業開始。予め床掃除をしておいたので、さっそく防湿と遮音のため
のアンダーレイを敷き詰める。元のアンダーレイは継ぎ接ぎした部分にところどころペタッと
テープを貼って押さえただけだったので、1、2センチの隙間からコンクリートの床が露出し
ていたけど、ライアン君は長めに切ったテープの継ぎ目を重ねながら、コンクリートが露出し
ないようにしっかり覆ってくれた。安心感のある仕事をする人だなあ。

ラミネート板は幅116ミリ、長さ1380ミリ、厚さ10ミリ。さねを噛み合わせて敷いて行くんだ
けど、コンクリートの床に文字通り四つん這いになっての作業は膝に良くなさそう。そう言っ
たら「一日中オフィスで座っているのだって背骨に良くないよ」とやり返された。(そう言われ
るとそうだな。)既存の板の端は板を外したときに「舌」が欠けたためにさねつぎができない
ので、ここだけは継ぎ目を接着剤で合わせて、マスキングテープで固定。何となく新しいイン
テリアデザインのように見えないでもないかな・・・。

     

ライアンが「テープは明日まで貼っておいて」と言い残して帰った後で、カレシと2人で家具
を元の位置に戻して、「いつもの風景」にほっ。新しい板はやっぱり光り具合が違って見える
けど、歩いているうちに擦れて同じように光ってくるだろうし、ちょっとこまめにモップがけをし
ていれば、新旧がわからなくなるんじゃないかな。後は窓沿いに新しい幅木を取り付けて、
ペンキを塗ってもらったら、日常生活も完全復旧ということになるけど、保証修理で生活へ
の影響を最低限にするという配慮と努力をしてくれたのは感心、感心・・・。

パナマに隠すほどお金がなくて良かったね

2016年04月10日 | 日々の風の吹くまま
日曜日は曇り空で始まり。気温も少し下がったようで、今日の予想最高気温は15度。でも、
リビング/ダイニングエリアはコンクリートがむき出しになっているせいか、起きてみたら何
となく寒々とした感じで、せっかくの半袖Tシャツをまた七分袖に着替えた。バンクーバーの
春は暑くなったり、寒くなったりでけっこう中途半端だから困る。トロントはまだ冷え込んで雪
がちらついているらしいけど、週明けにはプラス2桁の気温になるんだそうで、あっちの天
気の落ち着きのなさはもっとメイワクなレベル。

今日の「仕事」は金曜日に会計事務所からメールで送られて来ていた2015年度の所得税
申告書類の印刷。カレシのは36ページ、ワタシのは42ページで、他にサインして送り返す
代理契約やら電子申告の委託書が数ページずつあって、印刷代がバカにならないけど、き
ちんと印刷して保存しておくのが得策。カナダでは婚姻形態に関わらず夫婦でも個人単位
での申告が基本なので、カレシもワタシもそれぞれの名義の所得に対して所得税を払うこと
になる。(共同名義の所得や控除項目は分割できる。)配偶者控除もあるけど、配偶者に個
人の基礎控除以上の所得があれば控除額はゼロだし、未成年者や障害者の扶養控除も
私たちは当然ゼロ。逆に健康でも一定の医療費控除や、65歳からの年齢控除があるし、
最高20万円の年金所得控除があるし、さらに年金所得を夫婦間で分割して合計納税額を
減らせる制度もあるし、カナダはけっこうシニアに優しいかな・・・。

去年は引越し作戦でワタシがかなり仕事を休んだこともあって、何やかんやで課税所得は
夫婦合計して760万円。会計士が分割できるものをあれこれやり取りした結果、年金分割
で10万円の節税になって、最終的にカレシは10万円の追加納税で、ワタシは約4万円の
還付。去年は旧居の売却代金が入って利子所得が膨れ上がったし、カレシの個人年金引
き出しが始まったことも考えると、まあまあの結果かな。

まあ、これがずっと共働きして来て揃って年金受給者になったシニア夫婦の経済状況。オフ
ショアに避難させるほどの超に超がつくようなお金を持っていないおかげで、家計の経営も
税金の処理もいたってシンプルで、夜もストレスフリーでぐっすり眠れるってもの。申告期限
は4月30日。さっさとサインするものにサインして送り返して、追加納税も小切手を郵便ポ
ストに入れて、さっぱりしようっと。

春の午後にビキニで日向ぼっことは

2016年04月09日 | 日々の風の吹くまま
気温はきのうほどではないけど、今日もいい天気。Tシャツを(冬着の)七分袖から半袖にし
たらスカッとして、シーツ類の洗濯ついでに冬の純毛の毛布も春秋の軽い毛布に変えた。
土曜日恒例のまじめ掃除はワタシ担当の床掃除が少ないので、バスタブの掃除を引き受
けてごしごし、ざぶざぶ。ハンドシャワーでじゃぁっと濯いで、ああ、さっぱり。溢れるような朝
の光を浴びられるのってほんとに幸せ。小学生の頃、日曜日に4人家族総出で家の掃除を
したのを思い出した。もう60年も昔の話・・・。

窓を開けて換気することを覚えてから、天気のいい日はほぼ1日中開けっ放し。安全のた
めに押し出し窓は20センチほどしか開かないけど、爽やかなそよ風に乗っていろんな音が
流れ込んで来る。金づちの音は近くで建設中の木造5階建てマンション。ピーッ、ピーッとい
うのは路地からバックで出て来るゴミ収集車。中年の革ジャンおやじの大型バイクの轟音。
ときには鳥のさえずりも聞こえる。窓を閉めていれば夜にしか聞こえない貨物列車の汽笛と
数十両編成の貨車の果てしないゴロゴロゴロ。空港にアプローチするジェット機の音。背景
音のように聞こえる雑然とした不協和音は川向こうの埠頭やアナシス島の工業地帯の音か
な。なぜか頻繁に下の6番ストリートを走る消防車、救急車、パトカーのサイレン(もう慣れ
たけど)。「走らせないとバッテリが上がるからな」とカレシ・・・。

不特定の「雑音」や正体不明の音にやや敏感なカレシは、耳にiPodのイアフォン、その上
に産業用のイアマフという重装備でバルコニーに出て「庭仕事」。水遣りをしていたら縁から
下に垂れ出してしまったと、雑巾を持ち出して水を吸い取る騒ぎ。引越し前の予想に反して
何でもかんでもやたらとよく育つのでうれしい悲鳴を上げているけど、地面の上の庭仕事で
は想像もしなかったような空中園芸ならではの珍事もけっこうあって、びっくりするやら慌て
るやら・・・。

午後の日差しが南西に回ったので窓を閉めようとして、何となく下を覗いたら、わっ、ビキニ
姿のお嬢さんが2人、高層棟と低層棟の間のガーデンの芝生に広げた毛布に寝そべって
肌を焼いているところ。その大胆さもすごいけど、まだ4月上旬だってのに、もうビーチ気分
とは何とも気の早いこと。でも、バルコニーから見下ろして「絶景かな、絶景かな」と楽しんで
いる人がいたりしないのかな。春の午後は値万両なんて・・・。

床下の川はどこまで流れたのか

2016年04月08日 | 日々の風の吹くまま
今日の日の出は午前6時33分(標準時間なら午前5時33分。)日の出の位置がどんどん
寝室側に回って来て、晴天の朝は早くから明るくなるものでつい早くに目が覚める。いつも
は毛布を被って「もうひと眠り」を決め込むけど、今日は早起き。ささっと朝食を済ませて待
っていたら、8時過ぎにライアン君という好青年がフローリングの施工業者から派遣されて
来た。さっそくリビングエリアのフローリングとアンダーレイを剥がしてコンクリート床の点検。
四つん這いでの作業はタイヘンそうだけど、てきぱきとしていて実にかっこいい。

     

     

日当たりのいい部分は乾いていたけど、北東側の窓の下はまだ何となく湿り気が残ってい
て、家具を動かしながら窓沿いに濡れた形跡のないところまでどんどん剥がして行ったら、
ダイニングエリアの端っこまでコンクリートがむき出し。でも、実際に湿っていたのは最初の
窓1枚くらいまでの範囲だったので、窓の隅から入った水が微妙に低い方へと広がったん
だろうと結論。それでも張り替える範囲が3割くらい増えた勘定で、テープで測って、フロー
リングをさらに何束か持って来たので、スペアの寝室は倉庫みたいな様相。パッケージのラ
ベルには「ヨーロッパ製」。キャビネットもヨーロッパ製だそうだから、開発業者が自社のマン
ション用に大量輸入したのかな。

ライアン君が「じゃあ月曜日に」と言って帰って、早起きしたり、家具を動かすのを手伝った
り、むき出しのコンクリート床を掃除したりして「働いた」ので、残り物でランチ。午後は2人と
もくたびれた気分で、調理や食事には困らないんだけど、窓から外を見ていたカレシが「あ
そこの店からピッツァでも取ろうよ」。でも、結局はピッツァ屋の前を通り過ぎたところにある
Buy-Low Foodsで薄生地の冷凍ピッツァを買って、きのう1本買ってみて気に入ったフロリ
ダ産のとうもろこしを今度は2本買って、ついでにデザートを買って、ついでのついでにカレ
シが(ドレッシング付きの)サラダセットを買って、オーブンと蒸し器でピクニック風の夕食。
(ねえ、2人の初デートもこんな感じじゃなかった?)

1日中開けておいた窓を閉めようとしたら、下のアメニティルームでパーティをやっているら
しく、バーベキューのおいしそうな匂いが漂って来た。最高気温は今日も20度くらいで、週
末は晴れの予報。床の膨れを報告してから1ヵ月。あと少しで落ち着けるからね、カレシ・・・。

家事日和で大車輪

2016年04月07日 | 日々の風の吹くまま
いい天気。今日、明日は7月の陽気になりそうという予報。荒れてばかりの雨期をやっと抜
けて穏やかな春が来たのに、いきなり夏に早送りって何なの?内陸のオカナガン地方の果
樹園ではりんごが早々と開花し始めて、農家はもしも遅霜が来たらどうするんだとやきもき
しているとか。今年は何もかもがやたらと早い感じだけど、雨ばっかりの冬はいつまでもだ
らだら続くよりはやっぱり早くどこかへ去ってくれる方がいいな。ルーフデッキではてっきり水
仙だと思っていた4つ目の鉢に野生種のチューリップが開花。(先に咲いた黄色いのが水
仙の球根の箱に混じっていた方じゃないかな・・・。)

     

カレシが英語教室に出かけた後、せっかく家具をどけたので、フローリングの張り替えが終
わって元に戻す前に磨いておこうと、腕まくりしてリビング東角の左右の窓のガラス拭き。高
いところは前の住人が一度も掃除をしなかったらしく、雑巾は真っ黒。(高齢だからしょうが
ないけど。)でも、ちょうど25日から外側の窓拭きが始まるので絶好のタイミング。ただし業
者が掃除するのはこの角だけで、ルーフデッキとバルコニーの窓とパティオドアはアクセス
可能ということで自前。シーラが手伝ってくれることになっているけど、天井から床までのガ
ラスの列が合わせて何十メートルあるやら・・・。

窓がきれいになったら、次の仕事。寝室の天井照明は電球3個のうち1個が切れているらし
いけど、位置がベッドの上なのでスツールでは手が届かない。ベッドの上に立てば届くけど、
足元が不安定で危険。はてどうしたものかとちょっと思案して、遊んでいる予備の棚板2枚
をベッドの上においてみたらしっかりした足場ができたので、よっこらしょと上がって、ちょっ
と苦労してシェードを外して、3個とも100ワット相当の昼光色LED電球に取り替えた。箱
には寿命15000時間と書いてあったから、この先2度と取り替えないですむかなあ・・・。

キッチンエリアの床を掃いて、モップをかけて、カレシが帰って来る時間に合わせてランチ
(スモークサーモンとイクラのスパゲッティ)のしたくを始めて、合間にモントリオールに住む
姪のスーザンに誕生日のメッセージを送って、午前中がおしまい。ああ、くたびれた。午後
の最高気温は21度。まだ4月上旬なのに、ほんとに夏のような陽気だった。さて、明日の
朝の床剥がしに備えて、寝る前に家具をどけておかなきゃ・・・。

今月は忙しすぎるような・・・

2016年04月06日 | 日々の風の吹くまま
くたびれたのかどうか、目が覚めたらもう8時。ちょっと雨模様で寒い(って、平年並みらしい
けど)。テーブルがカウンターに横付けなので、電気ポットにすぐ手が届くし、食器をさっとカ
ウンターに片付けられて便利。でも動くことが減るので、雨上がりを待ってクィーンズ公園ま
で2人で散歩。頭の上では鳥の声が賑やかだけど、ピクニックエリアには「コヨーテに注意」
という札。旧居前のゴルフ場にはコヨーテが住みついてリスやアライグマがぐんと減ったっ
け。夜に歩道をのして歩いていたヤツは何となくメタボっぽかったな。

雨上がりの湿った冷たい空気に曝されたせいか、帰り着く頃にはほっぺた中に発疹ができ
て痒い。寒冷蕁麻疹かどうかわからないけど、気温がマイナスのときはすっぴんでも何とも
ないのに、なぜか大気が冷たくてちょっと湿っているときに外に出ると顔に赤いぶつぶつが
出ることがある。引き金になる気温と湿度の組合わせがあるのかな。引っ掻くとよけい痒く
なるから、指先でぶつぶつを押しながら掻きたいのをがまん、がまん。屋内に戻ったらしば
らくして跡形もなく引いたけど、やれやれ・・・。

パルミーダから13日終演予定だった『Onegin』が17日まで延長になったと電話。もう一度
見たくて取ってもらった最終日の昼公演のチケットを、水曜日はグランヴィルアイランドで別
の作品のオープニングがあってダブルシフトはきついだろうから延長期間の日に変えてい
いというオファー。離れている2つの劇場の間をどうやって移動するかが問題だったので、
渡りに船と16日の昼公演に変えてもらったら、すぐに担当のフーリから「この席でいいか」と
最高の席の予約確認のメールが来た。再延長はまだ発表されていないので、席は選り取り
見取りってことで、さっそく感謝感激の返信メールをしておいた。

午後、アミエルから金曜日の朝8時に床の施工業者が来てフローリングを剥がすという電
話。アンダーレイの下に雨水が浸み込んだ範囲が不明なので、広範な場合を考えて金曜
日から週末の3日をかけてコンクリートを乾かすことにして、月曜日に新しいフローリングを
貼るという日程だとか。来週早々にやっと「平常」に戻れるわけで、うれしいっ。カレンダーを
見たら、25日は朝から乾燥機の排気口の掃除があるし、窓拭きが始まるし、夜にはワイン
フェアがあるし、ワタシの誕生日だし、何とも忙しいなあ。仕事がないといいけど・・・。

     

フローリング床修復の準備ができた

2016年04月05日 | 日々の風の吹くまま
今日は7時半に起きて、ささっと朝食を済ませて、8時半ごろの予定のアミエルとヘルプの
到着を待つ。新調した家具は初めからフローリング用と指定したので、底にパッドが付いて
いて、ワタシの腕力でも何とか動かせるんだけど、マイクが作ってくれた本棚はパッドがな
いし、オークの一枚板ですごく重いから、下手に動かすとぎっくり腰になってしまう。どうやっ
て動かすのかと興味津々で見ていたら、持って来たホッケーのパックみたいなフェルトとゴ
ムの大きなパッドを本棚の下にはめ込んで、グイッと押したらけっこう簡単にすぃっと動いた。
ダイニングテーブルをキッチン側に寄せて家具の置き場にしたけど、引っ越して来たばかり
なんだか、よそへ引っ越すばかりなんだか・・・。

     

     

家具がなくなったリビングはすごく広々として見えて、声がやたらと響く。ミニマリズムでイン
テリアを決めている人は人の声やテレビの音がかなり反響するんじゃないと思うけど、何と
なく寒々とした気分になったりしないのかな。午後になってアミエルが施工業者の人を連れ
て戻って来て、どれだけ材料がいるか見積もり。リビングエリア全体で約12平方メートル分。
作業は早くて今週の終わりか遅くても来週早々で、1日目はフローリングとアンダーレイを
剥がしてコンクリートを乾かして、2日目に新しいフローリングを敷くという手順。アミエルた
ちが帰った後、来週ってことならそれまで家具の一部を戻してもいいだろうと勝手に判断し
て、動かせるとわかった本棚を引っ張り出し、コーヒーテーブルにテレビを置いて、「仮の庵」
を設えてみた・・・。

     

     

背の低い食器棚の前に本棚を置かれたもので、食器を出せないじゃないかと焦ってしまっ
たけど、本棚を引き出したら食器の出し入れには問題なし。ソファの前に背の高い本棚が
聳え立つ形になったけど、ソファの半分は開いているから座ることができるし、カレシが昼寝
をしたいときは、寝台車かカプセルホテルのつもりで潜り込めばプライバシー満点。(カレシ
はさっそく昼寝をして、「ビジネスクラスみたいだ」。)何度も旧居を改装したおかげで、こうい
う「仮住まい」は慣れたもんだし、特に不便という感じもしないから、工事が週明けになって
もどうってことないね。テーブルも隣り合って座って食べることになるからぐっと親密な感じ
がするし・・・。

春爛漫の月曜日は東奔西走

2016年04月04日 | 日々の風の吹くまま
夜中に雨が降って、朝は晴れて来る気配満々。まあ、夜のうちの雨は天が水遣りをしてくれ
ているようなもので、デッキだバルコニーだと如雨露を持って回る手間が省けていい。今日
は園芸センターに行く予定だけど、まずは逆方向のMarket Crossingの酒屋とスーパー。
酒屋は9時半に開くので、月曜日の朝っぱらから酒屋に行く人はいないだろうと思っていた
ら、1時前にもう客がいたのでびっくり。Starboroughのソヴィニョンブランを12本、持って
行ったケースに詰めて、レジで棚に1本しか残っていないと言ったら、「自動オーダーシステ
ムに変わったので、もう倉庫に注文が行ってます」。へえ、政府直営の酒屋も便利になった
もんだな。

買い物を部屋に運び上げて、今度は園芸センターへ。日曜日は込んでいるだろうと思って
避けたのに、ここでも月曜日の朝から広い駐車場はほぼ半分埋まっていてびっくり。暇のあ
る人が多いのかなあ(人のことは言えないけど)と思ったけど、花や野菜の苗をどっさり積ん
だカートを押しているのは年配の女性が多い。春爛漫の陽気に誘われて「早く花壇に花を
植えなくちゃ」ということなのかな。小さめのプランターを4つ買い足して、1年草の花の苗を
あれこれ。ワタシは丸いトレイにびっしりのムスカリとキンギョソウと花の種を2種類(ネメシ
アとリビングストンデイジー)。ただし、植えるのはカレシの仕事・・・。

午前中に2方面での買い物が終わって、ランチの支度をしていたら、雨漏りの修理責任者
のアミエルが、明日の午後にフローリングの業者が来るので、朝のうちに2人ほど連れて来
て家具を動かしてくれると言いに来た。おお、いよいよか。明日はダウンタウンの会計事務
所に納税申告の書類を届けに行く予定だったので、急遽今日のうちに行ってくることにして、
超特急で帳簿を閉めて、1年分の仕訳帳と財務諸表を印刷して、年金や利子の帳票やら寄
付のレシートやらを揃えて、ダウンタウンへひとっ走り。90分以内なら切符1枚分の料金で
往復できるから、書類を届けたらわき目も振らずにとんぼ返り(ダウンタウンに行ってもする
ことがないからでもあるけど・・・)。

何だか1日中東奔西走的に出たり入ったりした気分で、くたびれてあくび6連発。取り急ぎ、
本棚の本をスペアの寝室に移したら、ゆったりとお風呂に浸かって、あとはバッタンぐぅ、と
行っちゃおうかな。ああ、くたびれた、くたびれた・・・。

ミセス修理屋は忙しいのよ

2016年04月03日 | 日々の風の吹くまま
日曜日。雲が広がって来ている。夜から雨になるとの予報で、天気情報サイトを見ると「午
後9時30分に雨が降り出します」なんて書いてある。レーダーの雨雲の動きからこのあたり
で降り出す時刻を推定するんだろうけど、時計を見ながら蛇口をひねるわけじゃないんだか
ら、まあ当たった例はない。でも、雨は短命で、週中はまた晴れ。予想最高気温は20度!
トロントはマイナスの気温で吹雪模様という気の毒な天気だけど、我が家の「空中ガーデン」
は花盛り。

     

最後に残った4つ目の鉢はミニ水仙だと思っていたのに、つぼみが開き始めたら野生種の
チューリップ。絶対に水仙の球根の箱にあったんだけど、もしかしたら、誰かがチューリップ
を買おうとして「やっぱりやめとこ」と戻したのが近くにあった水仙の箱だったのかもしれない
な。ま、かわいい赤い花が咲きそうだからいいんだけど。今日は園芸センターに行くはずが、
日曜日で陽気が良いから込んでいるというカレシの判断で明日に延期。傷だらけのトラック
を雨の中に出したくないので、今日のうちにタッチアップペンで修理をしておくことにした。こ
ういう仕事はなぜかいつもMrs. Fix-It(ミセス修理屋)のワタシの役目・・・。

ランチの前と後で2度塗り。駐車場の柱にもろにお尻をぶつけたもので、石ころが当たって
塗装が欠けたのと違って、へこみを中心に引っかき傷がすごいから、YouTubeでやってい
たようにペンの先でちょいちょいと色をつけるなんて元からムリ。ごしごしと塗りまくって、夕
食後に透明な上塗り液で最後の仕上げ。それでも角度によってはやっぱりでこぼこになっ
ているのが見えてしまうけど、まあ荷台のテールライトの横でそんなに目立たないし、何より
もトラックのへこみや引っかき傷は「名誉の印」みたいなもんだとカレシが言うんだから、い
いってことにするか・・・。

車のペンキ塗りをしている間にオフィスと寝室に遮光パネルを取り付ける作業。ブラインドを
外せないし、カーテンは許可を得てコンクリートの天井にレールを取り付けなければならな
いので、あれこれ思案した挙句、寝室は窓枠につけた特殊接着剤のフックにレールを渡し
てブラインドの隙間を遮光パネルでカバーし、オフィスはベルクロでパネルをブラインドの裾
に下げることにした。どっちも太陽の位置に合わせて移動できて、取り外しも自在。我なが
ら名案じゃないのと、自分の背中をぽんぽん(と自画自賛)・・・。

いつも一緒の夫婦って・・・

2016年04月02日 | 日々の風の吹くまま
曇りのち快晴。電話して来たトロントのデイヴィッドにそっちは雪なんだって~と言ったら、
「2、3センチ降るって」という返事。北米大陸の天気って、なぜか西がやけに暖かいと東の
方では寒波で、東がやけに暖かくなると西はぶるぶるなのが不思議。まあ、いい陽気に恵
まれたおかげで今日のファーマーズマーケットはかなりの大盛況。今日はグルメ塩を2種類
と桜の木で燻した塩、はまってしまったブリオッシュのパン2本、マイクログリーンひと袋、そ
してチポトレのチャツネ。この門前の市も残すところあと1回。

ランチをしながら、日本のおばさんたちは定年になったダンナと一緒にいるのは嫌って人が
多いらしいと言ったら、カレシ曰く「どっちもどっちの自業自得だろ」。はあ、そういうもんなの
かなあ。「ちゃんと夫婦をやってなければ、ある日急にそれまでの生活パターンを変えられ
たらストレスにもなるだろうよ」。そっかなあ。でも、「夫婦」って死が2人を分かつまでと誓っ
て「なる」もんじゃなかったのかな。「する」って、何だか就職して仕事するみたい。たしかに
日本の主婦業は「三食昼寝付の永久就職」と言われた時代もあったことはあったけど。

まあ、私たちにも結婚はしていても夫婦はやってなかったと言える時期が10年以上あった。
ワタシはいつもカレシと一緒にいたかったと神かけて言えるけど、カレシの目にはワタシが
映っていなかったか、意図的に見えないふりをしていたんじゃないかと思う。カレシはカレシ
なりに悶々としていたようだけど、ワタシが仕事にのめり込む要因になったのもたしか。もっ
ともそのおかげで、猛烈な台風が吹き荒れる暗闇の中を手探りで這いずり回っていたよう
な時期を経て、今の悠々自適で「いつも2人一緒」の老後にたどり着いたんだから、夫婦の
「一生」も塞翁が馬のようなもんじゃないかと思うけど。

カレシが早期退職したのは2000年の夏だったから、2人が毎日をひとつ屋根の下(どころ
かひとつ天井の下)で過ごすようになってもう16年。ワンフロアの暮らしになってからはいつ
も互いの視野の中にいて、でも息が詰まるほどべたべた近過ぎず、家事の分担も自然の成
り行きに任せ、同じ部屋でそれぞれ好きなことに没頭し、それでいていつも一緒で、飽きも
せずによくしゃべり、よく笑う。残された2人の時間をこのままずっとこの調子で過ごせたら、
互いにいい人生だったと言えるのかなあ・・・。

エイプリルフールなんだけど

2016年04月01日 | 日々の風の吹くまま
何ともう今日から4月。もっともこの日に全国一斉に「新何とか式」がある日本と違って、エイ
プリルフールだという以外は何でもないただの日。真っ青な空には雲ひとつなくて、メガホン
で「みなさぁん、春ですよぉ」と知らせたいような陽気。窓を開けると、ほんのちょっと冷たさ
が残っていて爽やかな風が入って来る。天気のいい日に窓を開けて風通しをすることを覚
えたのはごく最近のことで、引越ししてほぼ8ヵ月の間に新しい生活習慣がいろいろ。少し
早く起きたので朝食が早かったせいか、時計をちら見して正午!と勘違いして11時にラン
チを作ってしまった。春ボケだ、これ・・・。

     

カレシがアネモネとチューリップの鉢をオフィスのワタシの窓の外に置いてくれた。白い花が
開いて来ている。初夏のような陽気につられて、トラックの塗装のタッチアップペンを買いに
トヨタのディーラーまで「散歩」。行く先は12番ストリートの下の平らなところだけど、そこま
での行程はどの道を選んでも最後は急な下り坂。3番アベニューの猛烈な坂は躓いたら最
後どんぐりコロコロなのは間違いなしで、降り切ったら膝はガクガク。上り坂の帰りはあまり
きつくなさそうな10番ストリートを上がったけど、途中でカレシが顎を出して休憩。運動不足
だよ、アナタ。運動不足っ!

いい汗をかいた後はのんびりダラダラ。小町横町で「年を取ると女性は夫と一緒にいたくな
いのでしょうか(本当は一緒にいたいんですよね)」なんてトピックを上げた定年おじさんが
いて、女性軍の反応はいかにとのぞいてみたら、「いたくなぁい」の大合唱。あはは、「亭主
元気で留守がいい」はまだ健在らしいな。ワタシの両親は父の定年よりずっと前からけっこ
ういつも一緒だったけど、カレシのママは「一緒にいたくない」タイプ。別に夫婦仲が悪いと
いう感じではなかったけど、パパがおんぶに抱っこだったからかもしれない。エイプリルフー
ルだから本音を言っても「うっそぉ」で笑い飛ばしてもらえそうなので言ってしまうと、ワタシ
はカレシといつも一緒にいたいなあ。ほんと・・・。

     

午後、ヘリコプターがやたらとパタロ橋とアナシス島の間の川の上をぐるぐる飛んで回って
いたので、ちょっとズームインしてパチリ。低空飛行なので手を伸ばせばつかめそうな感じ
だけど、よく見ると捜索救助隊か軍用のごっついやつ。何かあったのかな。エイプリルフー
ルだったりして・・・。