らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Alexander Porfir'evich Borodin

2008年07月29日 23時51分24秒 | クァルテット
 山形Qの福島県いわき市立草野心平記念文学館での演奏会もあと10日位になりました。8/9(土)ですよ~。今回の演奏会のメインプログラムはA.ボロディンの弦楽四重奏曲第2番 ニ長調です。当ブログにもよくコメントを下さるnarkejpさんのブログ「電網郊外散歩道」にもボロディンのこの曲について記事がありましたのでリンクしておきます。

愛妻に捧げる夜想曲~ボロディン「弦楽四重奏曲第2番」を聴く


 narkejpさんは文章がとても読みやすく、勉強熱心な方の様で、この曲を知らない人がいたらまずリンク先の記事をお読み下さい。この記事のTrackback先の記事もお読みになると更にこの曲を聴きたくなる事でしょう。A.ボロディンは、ロシアの作曲家であまりその実演に接する事は多くはありません。音楽教室などで演奏する「ダッタン人の踊り」や交響詩「中央アジアの草原にて」くらいなもので、交響曲の第1番も第2番もアマチュアオケ以外はあまりやったのを聴いた事が私はありません。何年か前、黒岩英臣さんの指揮で山形響が第1番を演奏した事がありますが、私もその1回とアマチュア時代に第2番を何回か演奏しただけです。

 ボロディンは化学者として有名な人で、作曲家だけをしていたわけではないので作品数が少ないのでしょう。ただ少ないながらもその作品を聴いていて、一つ一つは残っているだけの価値がある良い作品ばかりです。(本当に聴きやすい)

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 私達が演奏予定である弦楽四重奏曲第2番 ニ長調の1作品だけは特別で、弦楽四重奏の世界ではかなりメジャーな作品です。ロシアの作曲家の作品の中ではチャイコフスキーの第1番(アンダンテ・カンタービレを含む)と並んで、親しまれています。全曲が甘い調べに包まれていて、このジャンルが苦手な人でも一回聴いていただければその良さがわかると思います。かく言う私も恥ずかしながらばらしますと音大の学生時代に初めて聴きました。その時は先生達とやる演奏で、ドイツ人のチェロの先生が半ば強制的に押し付けたのでCDを買って、急いで勉強したのです。あの甘美なチェロの後ろでヴィオラが何をやっているか知っていますか?一言で言うと「助けてくれ~!!!!」の世界です。いくらボロディンがチェロを嗜んだとは言え、少し恨み節も言いたいくらいです・・・・・。

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 ものすごく前ふりが長くなってしまいました。
 narkejpさんもTrackback先の記事を書いた皆さんも第1楽章から第3楽章までのロマンティックさは絶賛するものの、(第3楽章はノクターンという親しみやすい名前もある事ですし、しょうがないのですが)第4楽章についてあまり書いている方がいないようなので、私なりに書いてみたいと思います。

 ここからは題名を
 ボロディン作曲弦楽四重奏曲第2番の第4楽章について
                                       としてください。

 第4楽章は・・・・・・・・・。
すみませんここで酒がまわってきて、どうしても眠いのでまた続きをいつか書きます。

 眠気に勝てません。ごめんなさい。
 
  
コメント (2)
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