らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

違う景色

2008年07月23日 23時54分47秒 | クァルテット
 山形弦楽四重奏団のメンバーで演奏してきました。山形銀行鈴川支店のパーティーでした。元支店長、現支店長、そして行員の方々には大変お世話になりました。パーティーには地元鈴川の企業の方々も集まり盛大なものになりました。

 山形弦楽四重奏団とは言っても、メンバー紅一点だちゅ嬢が秋田で演奏会に参加のため家の奥さんがヴィオラを担当。私は、約1年ぶりに2ndヴァイオリンを担当しました。パーティーなどでよく演奏する定番の曲を演奏したわけですが、私にとって違う景色が広がりました。いつもはヴィオラ側からしか見ていない景色を2ndヴァイオリンから見たのですから。

 今日は朝からず~とヴァイオリンを練習していました。子供の頃から大学生の頃までヴァイオリンは弾いていたのですが、いつもは44cm位ある大きめのヴィオラを弾いているので、私の所有するレディースサイズ(7/8)の小ぶりのヴァイオリンに慣れるまで、少々時間がかかります。やっと慣れてきての本番でした。ハ音記号とト音記号の違いも有り、譜面を読み間違えないように・・これも結構大変でした。奥さんとたまに遊びでアンサンブルする時ヴァイオリンを弾くくらいですから、なかなか貴重な体験と言えるでしょう!!中爺君からは「前よりヴァイオリン上達したんじゃないの?」と嬉しいような悲しいような言葉ももらいました。

 弦楽四重奏を長くやっていて、以前から感じていた事ですが2ndヴァイオリンって音楽を支配する感じが面白いですね。色合いを変えたり、テンポを変えたり・・・・。1stヴァイオリンに隠れるだけのパートでは全然面白くありません。もし専門でヴァイオリンを弾く立場であれば、2ndヴァイオリンを弾いていたいですね。こんなに演奏していて楽しいパートは有りませんから!

 演奏終了後に、そのパーティーに参加させていただきたくさんの方々とお話をしてきました。貴重な話しばかりで、今後に繋がるような話しも出来ました。山形に住んでいて、山形で活動している音楽家として、地元に何を貢献出来るか?なんて結構大きなテーマでお話も出来ましたし、色々考えさせられました。考えて、少しずつでも実践に移させてもらいます。

 それにして若い行員の皆様の気の使いようには、本当に感謝しています。一般企業に勤める会社員の「きちっと」したところは、我々一般(常識)から離れがちな音楽家は見習わなくてはならない面もたくさん有るように思えました。

 聴いてくださった皆様、裏で一生懸命動いてくださった行員の皆様、そして私達を呼んでくださった支店長さん、全ての方々に感謝します。

 本当にありがとうございました。
コメント
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