お気に入りのCDというカテゴリーでは、弦楽四重奏というジャンルのCDを紹介することが多いのですが、それは普段私が音楽鑑賞として聴いている音楽の中心が弦楽四重奏のCDだということです。その他は現代曲~特に邦人作曲家の作品はジャンルを問わないで、聴きたくなるサイクルがあるみたいで、その時期は何日も現代曲ばかりを聴いていて、家に閉じこもってしまいがちです。笑。お仕事のために交響曲や管弦楽曲・協奏曲・声楽曲も多く所有していますが、たまの気分転換以外ではあまり聴きません。ヴィオラやピアノのCDは勉強のために聴く事がありますが。
弦楽四重奏というジャンルは好きになってしまうと、とことんマニア化してしまうみたいで、古典派~現代曲まで色々手を伸ばしてしまいます。せっかく紹介するのならL.v.ベートーヴェンやF.J.ハイドン、W.A.モーツァルトばかりじゃない方が良いと思って、このジャンルに不案内な方々のために、(いきなり勇気だけで、知らない曲のCDを買うのは、難しいですよね)なるべく一般的ではないCDを紹介するのもそのためです。(私は本当に気に入ってしょっちゅう聴いているCDばかりですけど)。
ついつい難しいCDばかりになってしまうのですが、本日は少々肩の力が抜けたものを紹介します。
イタリアのヴェネツィア弦楽四重奏団による「弦楽四重奏との楽しいひととき」というCDです。レーベルはDYNAMICです。このCDはアンコールピースになるような小品ばかりを集めた曲集です。
収録曲は、HMVの解説とともに・・・。
1.ウェルナー・トーマス=ミフネ:ベートーヴェンの第5交響曲による滑稽な弦楽四重奏曲
バイエルン放送響の首席チェリストでチェロ・アンサンブルやソロ小品の編曲、普及に情熱を傾けるトーマス=ミフネの手によるパロディ版《運命》。冒頭から「運命の動機」が3回奏されたり、《レオノーレ第3番》のテーマが現れたり、不協和音を繰り返したり、一つのパートが暴走して勝手に長いソロを作ってしまったりと大いに楽しませてくれます。
2.チャーリー・チャップリン:ライムライトのテーマ
チャップリンの名作「ライムライト」のテーマを第2ヴァイオリン、ヴィオラの伴奏に乗り、第1ヴァイオリンの感情豊かなメロディ、チェロの深みのある合いの手が美しい曲です。
3.ショスタコーヴィチ:アレグレット(バレエ《黄金時代》から)
ショスタコーヴィチのバレエ《黄金時代》の中でも作曲者自身がとても気に入っていた《ポルカ》(作曲者自身のピアノ編曲も有るほど)をピツィカートの響きを中心に繰り広げるユーモラスな曲です。
4.ラフマニノフ/Thorp編曲:ヴォカリーズ
言わずと知れた「名曲」。弦楽四重奏用編曲で切なさが倍増した感のあります。
5.ペーター・ハイドリッヒ:ハッピー・バースデイ変奏曲(弦楽四重奏のための変奏曲)
6.ガーシュイン:ララバイ
7.パッヘルベル:カノン
他、エルガーの愛の挨拶など5曲。
一番最初の「運命」パロディーは笑えます。このCDを聴くと気分的にアップしますよ。ヴェネツィア弦楽四重奏団はイタリアものを演奏する事が多いのでしょうか?イタリアの作曲家のCDばかりです。明るい音色が彼らの持ち味です。疲れないのが一番の魅力です。
弦楽四重奏というジャンルは好きになってしまうと、とことんマニア化してしまうみたいで、古典派~現代曲まで色々手を伸ばしてしまいます。せっかく紹介するのならL.v.ベートーヴェンやF.J.ハイドン、W.A.モーツァルトばかりじゃない方が良いと思って、このジャンルに不案内な方々のために、(いきなり勇気だけで、知らない曲のCDを買うのは、難しいですよね)なるべく一般的ではないCDを紹介するのもそのためです。(私は本当に気に入ってしょっちゅう聴いているCDばかりですけど)。
ついつい難しいCDばかりになってしまうのですが、本日は少々肩の力が抜けたものを紹介します。
イタリアのヴェネツィア弦楽四重奏団による「弦楽四重奏との楽しいひととき」というCDです。レーベルはDYNAMICです。このCDはアンコールピースになるような小品ばかりを集めた曲集です。
収録曲は、HMVの解説とともに・・・。
1.ウェルナー・トーマス=ミフネ:ベートーヴェンの第5交響曲による滑稽な弦楽四重奏曲
バイエルン放送響の首席チェリストでチェロ・アンサンブルやソロ小品の編曲、普及に情熱を傾けるトーマス=ミフネの手によるパロディ版《運命》。冒頭から「運命の動機」が3回奏されたり、《レオノーレ第3番》のテーマが現れたり、不協和音を繰り返したり、一つのパートが暴走して勝手に長いソロを作ってしまったりと大いに楽しませてくれます。
2.チャーリー・チャップリン:ライムライトのテーマ
チャップリンの名作「ライムライト」のテーマを第2ヴァイオリン、ヴィオラの伴奏に乗り、第1ヴァイオリンの感情豊かなメロディ、チェロの深みのある合いの手が美しい曲です。
3.ショスタコーヴィチ:アレグレット(バレエ《黄金時代》から)
ショスタコーヴィチのバレエ《黄金時代》の中でも作曲者自身がとても気に入っていた《ポルカ》(作曲者自身のピアノ編曲も有るほど)をピツィカートの響きを中心に繰り広げるユーモラスな曲です。
4.ラフマニノフ/Thorp編曲:ヴォカリーズ
言わずと知れた「名曲」。弦楽四重奏用編曲で切なさが倍増した感のあります。
5.ペーター・ハイドリッヒ:ハッピー・バースデイ変奏曲(弦楽四重奏のための変奏曲)
6.ガーシュイン:ララバイ
7.パッヘルベル:カノン
他、エルガーの愛の挨拶など5曲。
一番最初の「運命」パロディーは笑えます。このCDを聴くと気分的にアップしますよ。ヴェネツィア弦楽四重奏団はイタリアものを演奏する事が多いのでしょうか?イタリアの作曲家のCDばかりです。明るい音色が彼らの持ち味です。疲れないのが一番の魅力です。