らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

生誕~、没後~

2012年02月14日 23時59分37秒 | 音楽
 作曲家の生誕OO周年記念~とか、没後OO年記念~とか、毎年のようにクラシック音楽関係雑誌や新聞で目にします。

 W.A.モーツァルトやL.v.ベートーヴェンなどは、クラシック音楽業界だけではなく、世界的にブ~ムになったことがございました。さて、一般の人々が、作曲家の記念の年を意識して、演奏会に足を運んだり、CDを購入したりするでしょうか?

 私見ですが、それはなかなか難しいかもしれませんね・・・。音楽関係雑誌を読むことはまず無いでしょうし・・・・。聴いたこともない作曲家の記念の年だともし知ったとしても、なかなか演奏会には足を運んでくれません。クラシック音楽は、映画の中で使われたり、CMで使われたり、実は一般の人でもよく耳にしている曲は多いと思いますが、その作品は誰の作品で、誰の演奏で、なんていう名前の作品なんだ?とまでは、興味ない人は動かないわけです。

 業界の人が、マイナーな業界(狭い業界)で生き残るために、必至に編み出したPRの道具として(素材として)、いつの頃からか生誕~、没後~と言い出したような気がします。

 クラシック音楽を好きな人でも、興味のない作曲家の記念年だからといって、今年はこの作曲家を聴こう!!!と意欲を燃やす方は少数派かもしれません。

 私自身も記念年でも、その作曲家を意識したのはW.A.モーツァルトくらいでしょうか・・・。

 効果は疑問視していますが、私がやっています弦楽四重奏というジャンルは、さらに少数のファン層ですから、藁にもすがる思いからチラシに記念年の時は、書くようにしています。

 ちなみに今年は、C.ドビュッシーの生誕150年です。他にも記念年の作曲家はいます。C.ドビュッシーの弦楽四重奏曲は、第20回定期演奏会(2006年8月22日)に演奏していますので、今年は演奏する予定はございません。(本当は機会があればまた演奏したいですが)

 それよりも山形県鶴岡市出身の作曲家~佐藤敏直氏の10回忌ですので、庄内定期演奏会あたりで演奏をしようと思っています。

 
コメント
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